主要投資対象は、国内株式、国内債券、外国株式、外国債券、世界各国(日本を含む)の不動産投資信託証券(REIT)。国内株式、外国株式、世界REITの投資比率の合計は原則75%以内とする。投資配分比率の見直しを定期的に行い、信託財産の成長と安定した収益の確保を図る。原則として、為替ヘッジは行わない。ファミリーファンド方式で運用。2月決算。
野村アセットマネジメント株式会社
ファンドの評価とパフォーマンス
「ファンドラップ型」投資信託
のむラップ・ファンドは、「保守型」「やや保守型」「普通型」「やや積極型」「積極型」と、コースごとにリスク(値動きの振れ幅)に配慮したファンドです。
投資目的や投資スタイルに合わせて、5つのコースから選べます。
いわゆる「ファンドラップ」に似せた投資信託です。
ファンドラップとは、投資家ごとの資産運用の考え方等をもとに、複数のファンドを組み合わせた資産配分を提案し、それに基づき運用、管理を行うサービスです。
主に富裕層のための一任型のオーダーメイド運用サービスのことです。
そのファンドラップを、投資信託としてオーダーメイドではありませんが、5つのリスク許容度に分け運用しているのがこのファンドです。
「何に投資をすればよいのかわからない」
「時間がない」
「自分に合った投資はなんだろう」
「誰に相談すればよいのかわからない」
「安心して長期保有できる商品はなんだろう」
といった、投資初心者向けのファンドです。
債券や株式などに幅広く分散投資を行い、あまりリスクを取らない運用が中心になっていますが、長期投資かつほったらかし運用をしたい方には合っています。
とはいえ、こちらはオーダーメイド型ではなく、投資信託のためパフォーマンスや効率性を見なければいけません。
ファンドラップと比較し、コスト面・パフォーマンス面で問題なし
パフォーマンスチャートを見ると、リスク(値動き)がうまく抑制されていることがわかります。
債券などの安定資産も多く組み入れられていることから、世界株平均(円ベース)には劣りますが、それでも十分なパフォーマンスと言えます。
例えば、「普通型」を見ると、中長期リターンは年率9%程度、リスクは7%程度となっています。
シャープレシオは1を超え推移しており、十分効率的に安定運用ができていると言えます。
それぞれポートフォリオを見てみると、「保守型」は国内外債券で約75%を占め、残り約25%は株式とREITです。
「普通型」では、国内外債券で約50%、株式で約50%です。
「積極型」では、国内外債券で約20%、株式が約80%です。
このように、5段階あるものの違いは資産配分比率のみです。それぞれの資産の投資先についてはすべて同じであり、「国内株式」「国内債券」「外国株式」「外国債券」「世界REIT」とそれぞれの資産に応じたインデックスファンドに投資を行っています。
このファンドは、リスクを取りたい人や自分で銘柄を選定したい人には不向きですが、投資初心者やリスクを抑えて運用したい人には向いていると言えます。
分散投資している分、短期的な利益は狙えませんし、株式のパフォーマンスを超えることはありません。
その点を理解し、長期保有しましょう。
ファンドの殿堂による評価は【★★★】です。
ファンド概要
のむラップ・ファンドは、「プロにおまかせしつつ、自分に合ったリスク水準を選べるバランス型投資信託シリーズ」です。
投資初心者でも1本で世界の株式・債券・REITに分散投資できるよう設計されており、リスクの強さが違う5つのタイプから選べます。
運用手法のイメージ
のむラップ・ファンドは、「資産配分をプロが設計・調整してくれるバランスファンド」です。
- 国際分散投資
国内株式・外国株式・国内債券・外国債券・世界REITなどに分散し、特定の市場に偏らないようにしています。 - リスク水準ごとに株式・REIT比率に上限
リスクの大きい資産(株式・世界REITなど)の合計比率に上限を設け、値動きの大きさをタイプごとにコントロールしています(保守型は株式少なめ、積極型は多め)。
リバランスと配分見直し
値動きに任せっぱなしではなく、「定期メンテナンス」が組み込まれています。
- 定期的なリバランス
市場の値動きで資産配分が目標からずれた時、一定のタイミングで売買し直して、元のバランスに近づけます。 - 配分比率の見直し
3か月ごとに長期的な前提(各資産の期待リターン・リスク・相関)を見直し、1か月ごとに短期的な価格変動を踏まえて配分を微調整する仕組みが説明されています。
このため、投資家自身が「今は株を減らすべきか?」などを都度判断しなくても、あらかじめ決めたルールとプロの判断で調整されます。
5つのタイプと特徴
リスク・リターンの強さごとに5タイプが用意されています。
| タイプ | 想定イメージ | リスク資産比率の考え方 |
| 保守型 | 値動きは抑えたい・安定重視 | 株式・REITの比率をかなり低めに抑える。 |
| やや保守型 | 預金よりは増やしたいが、大きなブレは嫌 | 株式・REITはある程度に抑え、債券多め。 |
| 普通型 | リスクとリターンのバランス重視 | 株式・債券・REITをバランス良く配分。 |
| やや積極型 | 長期前提で、多少のブレは許容 | リスク資産の合計を85%以内など、高めだが上限付き。 |
| 積極型 | 値動きが大きくてもリターン重視 | 株式・REITを最大限活用(リスク資産比率100%まで可)。 |
普通型は「無難な真ん中」として、初めての投信として選ばれやすいタイプと紹介されることが多いです。
よりリターンを狙いたい場合は積極型へ、安全寄りにしたい場合は保守型へとスイッチングする選び方も想定されています。
ファンドの詳細データ
最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。


