M・Sグローバル・プレミアム株式【ディフェンシブ銘柄も多い集中投資型ファンド】

ファンド情報

ファンド概要

世界各国のプレミアム企業(高いブランド力、有力な特許、強固な販売網など、競争優位の無形資産を裏付けに、持続的にフリー・キャッシュフローを増大させることが期待される企業)の株式に投資を行い、中長期的な値上がり益の獲得を目指す。外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行わない。ファミリーファンド方式で運用。

三菱UFJアセットマネジメント株式会社

「プレミアム企業」に集中投資

このファンドが選定する「プレミアム企業」とは、高いブランド力、有力な特許、強固な販売網など、競争優位の無形資産を裏付けに、持続的にフリー・キャッシュフローを増大させることが期待される企業を指します。

フリー・キャッシュフローとは、「事業活動による儲け」から「必要な投資」を差引いて、手元の現金がいくら増えたかを表す指標です。営業キャッシュフロー(事業活動により得られた現金収入とそれに要する現金支出との差額)と投資キャッシュフロー(事業を維持・拡大するために必要な投資活動による現金収支)を合算して求めます。

銘柄選定においては、ボトムアップアプローチ(国別配分などからではなく、個別銘柄から配分を決めること)です。

そして、銘柄数はある程度絞って集中投資をするファンドであり、その分パフォーマンスも期待されます。

特に、集中投資をする株式ファンドは、パフォーマンスの変動が大きく、銘柄選定力が問われます。

果たしてこのファンドはどうなのでしょうか。見てみましょう。

ファンドの実績

パフォーマンスチャート

出所:Yahoo!ファイナンス

世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。

組み入れ銘柄上位リスト

銘柄業種組み入れ比率
マイクロソフトアメリカ情報技術7.10%
フィリップ・モリス・インターナショナルアメリカ生活必需品6.40%
アクセンチュアアメリカ情報技術5.60%
ビザアメリカ金融5.40%
レキットベンキーザー・グループイギリス生活必需品5.40%
SAPドイツ情報技術5.30%
ダナハーアメリカヘルスケア4.60%
サーモ・フィッシャー・サイエンティフィックアメリカヘルスケア4.50%
ベクトン・ディッキンソンアメリカヘルスケア3.90%
インターコンチネンタル・エクスチェンジアメリカ金融3.90%

上昇相場よりも下落相場に強いファンドになるか

パフォーマンスを見てみると、円ベースの世界株平均には劣り続けています。

値動きもあまり平均と大差なく、コスト分だけ負けているといった印象です。

配分比率を見ると、銘柄数は36銘柄程度で集中投資をしていることがわかります。

国別では大半が米国、残りが欧州銘柄です。

組み入れ上位では、時価総額ベースに購入しているというわけではないので、もう少しパフォーマンスに違いが出そうな気もしますが、あまり特徴はありません。

銘柄入れ替えを頻繁に行いすぎてしまっているのかもしれません。

ただ、組み入れ銘柄は成長性の高いITなどのグロース株や、生活必需品などのディフェンシブ銘柄などバランスよく配分している様子です。

印象としては、成長株中心に上昇する局面ではパフォーマンスは世界株平均には劣るものの、成長株が低迷するような不安定な市場では強みを発揮しそうです。

アクティブファンドとしての結果は出せていないファンドですが、長期的な視野でみると、上昇相場だけでなく下落相場など、いろいろな市場の局面で成果が出るようなファンドです。

買える金融機関一覧

76社
auカブコム証券
CHEER証券
PayPay銀行
PWM日本証券
SBI新生銀行
SBI証券
あおぞら銀行
あかつき証券
いちよし証券
ぐんぎん証券
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ほくほくTT証券
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ソニー銀行
マネックス証券
七十七証券
七十七銀行
三縁証券
三菱UFJ信託銀行
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九州労働金庫
京葉銀行
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北陸労働金庫
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