インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ ICA 【インデックスに勝ち続けられる米国株ファンド】

ファンド情報

ファンド概要

主として米国の金融商品取引所に上場している企業の株式に投資を行い、信託財産の中長期的な成長を目指す。投資対象には、米国以外の国(日本を含む)において上場している企業の株式を含む。銘柄選定は、企業の収益成長性や配当に着目。キャピタル・グループのグローバルな調査力・運用力を活用する。原則として、為替ヘッジは行わない。ファミリーファンド方式で運用。10月決算。

キャピタル・インターナショナル株式会社

徹底した企業分析を行う米国株ファンド

こちらのファンドは、運用会社であるキャピタル・グループの企業調査力により、徹底した個別銘柄の分析を行うアクティブファンドです。

ポートフォリオは、銘柄数は約200銘柄とかなり多く、業種別では、最も多いのが情報技術、次いで資本財・ サービス、ヘルスケア、コミュニケーション・サービス、金融と続きます。

ここまでは市場平均とあまり差異はなく、幅広く米国株に投資を行っていることがわかります。

しかし、組み入れの個別銘柄を見ると、運用会社の企業調査力が見て取れます。

組み入れ上位の銘柄は、マイクロソフトやブロードコム、メタ・プラットフォームズやアルファベットなど、市場平均でも上位に並ぶ銘柄も多い一方で、GEエアロスペースやRTXといったやや時価総額が低めの銘柄でも上位に並んでいます。

これは、徹底した企業調査の結果とも言え、基本的には指数に似たポートフォリオでありながら細かいところで運用のこだわりのようなものが見られます。

売買回転率は0.7程度で、基本的には頻繁な入れ替えは行われていません。

ファンドの実績

パフォーマンスチャート

出所:Yahoo!ファイナンス

世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。

組み入れ銘柄上位リスト

順位銘柄名業種組み入れ比率
1位マイクロソフト米国情報技術7.70%
2位ブロードコム米国情報技術5.20%
3位アルファベット米国コミュニケーション・サービス5.20%
4位メタ・プラットフォームズ米国コミュニケーション・サービス4.20%
5位アマゾン・ドット・コム米国一般消費財・サービス3.60%
6位GEエアロスペース米国資本財・サービス3.40%
7位RTX米国資本財・サービス2.50%
8位アップル米国情報技術2.20%
9位ロイヤル・カリビアン・クルーズ米国一般消費財・サービス1.90%
10位マスターカード米国金融1.80%

低リスク高リターンが実現

ファンドのパフォーマンスは、かなり優秀です。

まず、リターンはS&P500などと比べ高く、直近5年、3年ともに円ベースで上回っています。

短期的な動きで見ても基本的には指数を上回る推移をしており、かなり良いパフォーマンスとなっています。

そして、ファンドの値動きが市場平均よりも抑えられているということが最大のポイントです。

リスク値は常に市場平均よりも低く、値動きを抑えつつもリターンがあげられているのがわかります。

効率性を示すシャープレシオもその結果とても高く、直近では約1.8、長期的に見ても常に1を超えています。

つまり、リスクを低く抑えつつも高いリターンが実現できている優秀な米国株ファンドと言えます。

さらに、このファンドは、過去の動きを見る限り、しっかりと市場平均の動きに追随しつつも、常に勝ち続けていることがわかります。

そのため、今後のパフォーマンスにも十分期待でき、米国株アクティブファンドとして長期的に投資する価値があると思われます。

買える金融機関一覧

5社
PWM日本証券
SBI証券
みずほ証券
マネックス証券
北洋証券
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