日本を含む世界各国のブロックチェーン関連株式を主要投資対象とする。コインシェアーズ・ブロックチェーン・グローバル・エクイティ・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指す。原則として為替ヘッジを行わない。ファミリーファンド方式で運用。7月決算。
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
ファンドの評価とパフォーマンス
主に日米のブロックチェーン関連
世界中の「ブロックチェーン関連銘柄」に投資を行うファンドです。
AI、フィンテック、自動運転、IoTなど、世界を変える様々なデジタル革命が加速しており、「ブロックチェーン関連銘柄」は、暗号資産関連だけでなく様々な分野で活用され、成長の期待があります。
このファンドは、そのような銘柄に投資を行うものですが、独自の運用ではなく、「コインシェアーズ・ブロックチェーン・グローバル・エクイティ・インデックス」の円ベースに連動させることを目標としています。
「コインシェアーズ・ブロックチェーン・グローバル・エクイティ・インデックス」は、コインシェアーズ社が独自の分析に基づいて選定したブロックチェーン関連銘柄で構成されており、ブロックチェーンの拡大をとらえる投資機会という点で従来の時価総額型インデックスとは異なる革新的なインデックスです。
その構成は、約6割が米国株、約2割が日本株、ほかは台湾や中国などの銘柄となっています。
そして、その業種は大半が情報技術と金融で構成されています。
とにかく高リスク
構成されている銘柄は、日本株ではマネックスグループやSBIグループといった金融関連が多いものの、米国株などでは、マイクロストラテジーやコインベースなどといった暗号資産関連の銘柄が多いです。
そのため、ファンドのパフォーマンスを見ると、まず目立つのがその値動きの大きさです。
ファンドの値動きを示すリスク値は、設定来の平均でも年率40%にも上り、一般的な株式指数が15~20%なのに比べ、かなり高いです。
リターンは、ブロックチェーン関連銘柄や米国中小型株が強い相場環境であれば、指数を数十%をも上回る場面も見られますが、その分下落時の幅も大きく、中長期では安定したリターンは出せていません。
つまり、ブレが大きすぎて、良い時と悪い時の違いがはっきりしています。
そのため、短期的に高リターンだとしても、それに惑わされずにリスクがかなり大きいファンドであるということを理解しておきましょう。
ブロックチェーン関連銘柄には、今後の成長期待も十分あるものの、株価の値動きはとても荒く、投資する際にはその点に注意が必要です。
ファンドの殿堂による評価は【★★】です。
ファンド概要
インベスコ 世界ブロックチェーン株式ファンド(愛称:世カエル)は、日本を含む世界の「ブロックチェーン関連企業の株式」に投資し、専用インデックスへの連動を狙うインデックス型のテーマ株ファンドです。
運用手法と投資対象のイメージ
このファンドは、個別株を独自に選ぶ“裁量アクティブ”というより、「ブロックチェーン関連インデックスへの連動」をめざすパッシブ運用に近い設計です。
- 連動を目指すインデックス
- コインシェアーズ・ブロックチェーン・グローバル・エクイティ・インデックスで、ブロックチェーン関連銘柄で構成された独自指数。
- 時価総額加重の汎用インデックスではなく、「ブロックチェーンの拡大をとらえる投資機会」にフォーカスしたテーマ指数という位置づけ。
- 投資対象企業のイメージ
- ブロックチェーンを活用して新しいサービス・仕組みを提供している、または今後活用が期待される企業。
- 暗号資産(仮想通貨)取引所やカストディ、マイニング関連など、暗号資産ビジネスに関わる企業も組入れ対象。
テーマの魅力
- ブロックチェーンは「インターネットに次ぐ技術革新」とも言われ、金融・決済・サプライチェーン管理など幅広い分野で活用が期待されている。
- 暗号資産そのものではなく、その周辺ビジネスや基盤技術に関わる企業に株式投資することで、技術普及の恩恵を狙う設計。
世界分散+テーマ集中
- 日本を含む世界各国の関連企業が投資対象で、国・地域は分散されている。
- 一方で、セクターとしてはブロックチェーン・暗号資産関連に集中しており、グローバル株インデックスよりテーマ性が強い。
インデックス型で分かりやすい
- 専用インデックスへの連動を目指すため、「どの指数に連動しているか」が目標として明確。
- アクティブファンドのように運用者の好不調でパフォーマンスが大きくぶれるというより、「テーマ指数そのものに乗る」イメージで説明しやすい。
リスク・注意点
- 値動きの大きさ(株式+テーマ+暗号資産)
- 基本は株式100%のファンドなので、株式市場の下落局面では基準価額も大きく動きやすい。
- ブロックチェーン・暗号資産関連企業は事業リスクや規制リスクも大きく、一般的な世界株インデックスよりボラティリティが高い傾向。
- 暗号資産市場の盛り上がり・冷え込みが、関連企業の株価を通じてファンドにも影響しやすい。
- テーマ偏り・集中リスク
- ブロックチェーン関連という一つのテーマに絞っているため、テーマ自体が不人気になったり、期待ほど普及が進まない場合は、長期的なリターンが伸び悩む可能性がある。
- 汎用の全世界株・先進国株インデックスに比べると、業種・銘柄の分散は限定的になりがちで、その分リスクも高めと整理できる。
ファンドの詳細データ
最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。


