日本を含む世界の上場株式の中から、社会課題解決への寄与が期待される破壊的イノベーション(既存の技術やノウハウの価値を破壊し、まったく新しい商品やサービスを生み出すもの)関連企業の株式を実質的な投資対象とする。SDGs(持続可能な開発目標)を社会課題としてとらえ、銘柄選定を行う。原則として、為替ヘッジは行わない。ファンドオブファンズ方式で運用。4月決算。
アモーヴァ・アセットマネジメント株式会社
ファンドの評価とパフォーマンス
ARK銘柄+SDGs
実質の運用会社はアーク(ARK)社です。
アーク社とは、イノベーションに関する企業への投資に強みを持つアメリカの運用会社です。
特徴としては、超高成長株といわれる銘柄へ集中投資することでその成長の恩恵を受けることを目的としています。
「破壊的イノベーション」とは、商品やサービスの性能をより高める「持続的イノベーション」の対義語にあたり、既存の技術やノウハウの価値を破壊し、全く新しい商品やサービスを生み出すことを指します。
過去の破壊的イノベーションの例では、18世紀末の蒸気機関や20世紀のコンピューターなどがあります。
同じ日興AM、アーク社のファンドとして、【グローバル・プロスペクティブ・ファンド(イノベーティブ・フューチャー)】があります。
違いは、SDGsをテーマに加えたことにあります。それによりイノベーションとSDGsという2つのテーマから銘柄選定が行われることになり、銘柄もパフォーマンスも異なるはずです。
あまり大差がないのであれば意味ないです。
設定日もどちらのファンドも古くなく、比較するのも難しいところですが、内容を見てみましょう。
ハイリスクハイリターン
こちらのファンドはARK(アーク)社が運用するファンドであるため、他のARK社のファンドとほぼ同じような動きをしています。
設定が2021年ということもあり、投資対象である超高成長株が軒並み下落したタイミングと重なっています。
そのため、設定来いまだ良いパフォーマンスを上げておらず、低迷したままです。
この間の世界株平均や日本株平均にも劣っています。
しかし、これをもとに悪いファンドかと言えばそうではありません。評価するには時間が経っていないからです。
過去3年で見れば、リターンは年率30%と高いものの、リスクも30%程度なので、ハイリスクハイリターンと言えます。
そのため、基準価額も短期的に大きくブレることが想定されます。
投資を検討する際には、そういったリスクを覚悟しておきましょう。
販売会社はみずほ系列のみで、残高は3,000億円を超えています。
パフォーマンスが低迷している中でもそれだけの残高を誇っているということは、ARK社の今後の運用に期待していることの表れかもしれません。
保有されている方は、大きく上昇する局面が来ることを期待しましょう。
ファンドの殿堂による評価は【★★】です。
ファンド概要
グローバル・エクスポネンシャル・イノベーションは、「世界の破壊的イノベーション企業に幅広く投資して、中長期の成長を狙う」アクティブ型の株式ファンドです。
投資初心者でもイメージしやすいように言うと、「SDGs型テーマ株+世界の成長株」をまとめて買うパッケージ商品という位置づけです。
投資対象と運用手法
投資対象は、日本を含む世界の株式のうち「社会課題の解決に関連し、破壊的イノベーションを起こし得るビジネスを行う企業」に投資する他の投資信託(主に海外株式ファンド)です。
実際には「ファンド・オブ・ファンズ方式」で運用され、複数の投資信託を組み合わせてポートフォリオを構築します。
SDGs(持続可能な開発目標)を「社会課題リスト」として活用し、その課題解決にインパクトを与えそうな銘柄を選定するのが特徴です。
また、原則として為替ヘッジは行わず、円ベースで見た場合は為替の影響もリターン・リスクに反映されます。
「破壊的イノベーション」とは何か
このファンドでは、既存の技術やノウハウの価値を壊してしまうほどの、新しい商品・サービスを生み出すイノベーションを「破壊的イノベーション」と定義しています。
例としては、ブロックチェーン技術による金融インフラの変化、EVや自動運転による自動車産業の変化、AIによる産業構造の変化などが挙げられます(具体例は販売資料等で説明)。
ファンドのコンセプトは、「こうした破壊的イノベーション企業は、社会課題解決に貢献しつつ、長期的に高く評価されやすい」という前提に基づいています。
ファンドの詳細データ
最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。


