ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンド【高品質株の集中ポートフォリオ】★★

ファンド情報

世界の株式に投資を行い、長期的な値上がり益の獲得をめざす。銘柄選定にあたり、世界の株式から業種・流動性・財務指標の各基準を用いて投資対象銘柄を絞り込み、その中から資本効率、ビジネスモデル、財務バランス、事業環境の変化への対応の観点などから優れていると判断される企業を厳選して投資を行う。実質組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジは行わない。ファンドオブファンズ方式で運用。1月決算。

アセットマネジメントOne株式会社
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ファンドの評価とパフォーマンス

イギリスの「ウォーレン・バフェット」、テリー・スミス氏によるファンド

2021年に設定された比較的新しいファンドです。

ですが、純資産残高は3,000億円を超え、かなりの規模になっています。

実質、ファンドスミスという聞き馴染みのない運用会社による運用です。

ファンドスミスとは、英国の「ウォーレン・バフェット」とも呼ばれる著名投資家テリー・スミス氏が、2010年に立ち上げた会社です。

運用チームでは、優良企業を比較的割安な水準で購入し、長期保有するという哲学を維持し、それが長期的なパフォーマンスに寄与するという考えを堅持しています。

当ファンドにおける優良企業とは、他社には模倣の難しい強みを有し、経済情勢に関わらず、高い投下資本利益率を長期に亘って維持できる企業です。

このような企業を、徹底した銘柄調査によって選別し、集中投資を行っていく方針のファンドです。

つまり、長期保有できる割安な銘柄に集中投資するということです。集中投資といってもこの運用会社の特徴としては、20〜30銘柄に集中するという「超集中投資」です。

パフォーマンスもインデックスを大きく上回る可能性もあれば大きく負ける可能性も秘めています。

ミドルリスク・ミドルリターン

2021年の設定来で見ると、リターンは年率約15%、リスクは年率約14%です。

どちらの数値も世界株平均より低くなっており、株式ファンドの中ではミドルリスク・ミドルリターンと言えます。

20~30銘柄への集中投資でありながらもリスクを抑えられている点が特徴です。

ポートフォリオを見ると、ヘルスケアと生活必需品で半分を占めます。

つまり、成長株中心というよりかは、ディフェンシブ株中心のポートフォリオとなっているため、このパフォーマンスが実現できています。

他のファンドは、テクノロジーなどが多い中、かなりこだわった銘柄選定をしている印象です。

運用チームでは、優良企業を比較的割安な水準で購入し、長期保有するという哲学を維持し、それが長期的なパフォーマンスに寄与するという考えを持っています。

優良企業とは、「他社には模倣の難しい強みを有し、経済情勢に関わらず、高い投下資本利益率を長期に亘って維持できる企業」とのことです。

このような企業を、徹底した銘柄調査によって選別し、集中投資を行っていく方針です。

こうした個別銘柄選択の結果として、生活必需品、ヘルスケアセクターの銘柄などを多く保有する一方、素材、エネルギー、不動産、公益事業セクターの銘柄などを非保有とするポートフォリオを維持しているとのことです。

まだそこまで運用歴が長くないファンドですが、今後のパフォーマンスに期待したいところです。

ファンドの殿堂による評価は【★★】です。

ファンド概要

ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンドは、「世界の優良企業の株式を厳選して長期保有し、じっくり値上がり益を狙う」アクティブ型の外国株ファンドです。

ファンドスミス本体が運用するグローバル株式ファンドを、日本向けに取り入れた商品で、長期投資志向の投資家に向いた性格があります。

運用手法(Fundsmith流「3つのシンプルさ」)

Fundsmith本体のファンドは、投資手法を一貫して公開しており、この日本版ファンドも基本的に同じ哲学で運用されます。

  1. 高品質なビジネスだけを買う
    • 高いROIC(事業で使っている資本に対する利益率)が長期で維持できる企業に絞る。
    • 参入障壁が高く、真似されにくいビジネス(ブランド力、ネットワーク、フランチャイズモデルなど)を重視。
    • 過度な借金に頼らず、手元のキャッシュフローを成長投資に回せるビジネスを選好。
  2. 長期で「買って保有」
    • 世界株式の中から約20~30社程度に集中投資し、短期売買は行わない「買ってそのまま保有」が基本方針。
    • ポートフォリオの入れ替えは最小限で、回転率はかなり低い数字に抑えられているのが特徴です。
    • 市場の短期的な変動や流行テーマに合わせて売買することはせず、「良い会社を長く持つ」ことで複利効果を狙うスタイルです。
  3. 分かりやすいビジネスモデル中心
    • 急激な技術革新にさらされやすい業種(銀行、不動産、航空、コモディティなど)は原則として避ける方針があるとされます。​
    • 日常生活でなじみのある消費財やヘルスケア、ソフトウェアサービスなど、長期的に需要が見込みやすいビジネスを好む傾向。
    • 為替ヘッジやデリバティブ取引は基本的に利用せず、シンプルな現物株投資に徹するポリシーです。

ファンドの主な特徴

  • 優良企業への集中投資
    • 世界の大型株を中心に、数十銘柄に厳選投資する「高品質株の集中ポートフォリオ」です。
    • 分散は効かせつつも、インデックスファンドのように数百銘柄に薄く広くではなく、「これぞ」という企業に厚く投資するスタイルになります。
  • シンプルで透明性の高い運用方針
    • 運用方針が「高品質・長期保有・シンプル」の3点に絞られており、投資初心者でも理解しやすいコンセプトになっているのが魅力です。
    • ファクトシートや「オーナーズ・マニュアル」で運用哲学が丁寧に説明されており、「どんな会社に、なぜ投資しているか」が比較的把握しやすいファンドと言えます。

ファンドの詳細データ

最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。

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