明治安田 アメリカ株式ファンド『愛称:グレートイーグル』【効率性、収益性、安定性を兼ね備えたファンド】

ファンド情報

ファンド概要

S&P500種株価指数採用銘柄を主要投資対象とし、信託財産の長期的な成長を目指して運用を行う。S&P500種株価指数採用銘柄を対象としたクオンツ手法を用いて最適なポートフォリオの構築を行う。原則として、外貨建資産の為替ヘッジは行わない。ベンチマークはS&P500種株価指数。ファミリーファンド方式で運用。4月決算。

明治安田アセットマネジメント株式会社

米国株クオンツ運用

S&P500に採用されている銘柄を対象にした米国株アクティブファンドです。

最大の特徴は、その運用手法に「クオンツ運用」を取り入れていることです。

クオンツ運用とは、数学的な計算モデルやアルゴリズムを用いて投資を行う方法です。

これにより、感情や個人の意思決定のバイアスを排除し、客観的なデータや統計に基づいた投資判断を行うことが可能となります。

クオンツ運用ファンドのメリットとして、①リスク管理の優位性、②高い運用能力と効率性、③データ駆動の正確な投資判断、④24時間体制での運用、⑤ポートフォリオの多様化とリバランスの容易さ、などが挙げられます。

クオンツ運用についての詳細についてはこちらを参照ください。

ファンドの世界を解き明かす:クオンツ運用の魅力とは
クオンツ運用は、数学的なアルゴリズムとデータ解析を駆使することで、より効率的な投資を行う手法です。その結果、多くの投資家にとって魅力的なファンドとなっています。

実際、このファンドも複数の要素を用いた銘柄選定と運用の基準を設け、それによる売買を行っています。

そして、組み入れ銘柄数は200を超え、銘柄分散もかなり効かせたポートフォリオとなっています。

一定の機械的な運用を行うクオンツ運用によるアクティブファンドとして、注目されています。

ファンドの実績

パフォーマンスチャート

出所:Yahoo!ファイナンス

世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。

組み入れ銘柄上位リスト

銘柄名業種組み入れ比率
NVIDIA CORP米国半導体・半導体製造装置7.40%
APPLE INC米国テクノロジー・ハードウェアおよび機器7.30%
MICROSOFT CORP米国ソフトウェア・サービス6.40%
AMAZON.COM INC米国一般消費財・サービス流通・小売り3.80%
META PLATFORMS INC-CLASS A米国メディア・娯楽3.00%
BROADCOM INC米国半導体・半導体製造装置1.90%
ALPHABET INC-CL A米国メディア・娯楽1.80%
ALPHABET INC-CL C米国メディア・娯楽1.70%
TESLA INC米国自動車・自動車部品1.60%
ELI LILLY AND COMPANY米国医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス1.60%

クオンツ運用が奏効

ファンドのパフォーマンスは、S&P500を長期的に上回るものとなっています。

投資対象銘柄がS&P500採用銘柄であること、組み入れ銘柄数が200を超え分散していること、組み入れ上位の銘柄はいずれもS&P500の時価総額上位銘柄であることから、大きく異なるパフォーマンス推移となっているわけではありません。

しかしながら、中長期的には指数を上回るリターンがあがっており、1年では3%程度、3年では7%程度といったように、着実に超過リターンがあがっています。

もちろんアクティブファンドとしてのコストを考慮してもリターンが上回っているため、とても優秀なファンドと言えます。

また、米国株ファンドの中でも、リスクは年率17%程度と比較的低く抑えつつも、それが安定しています。

そのため、シャープレシオも1.2程度を安定的に上回っています。

この収益性、安定性、効率性は、何よりこのファンドの投資手法である「クオンツ運用」が功を奏していることがわかります。

感情を排除した銘柄選定や組み入れ比率、またリバランスや入れ替えなどの投資行動も的確に行われている、とても優秀な米国株ファンドです。

買える金融機関一覧

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SBI証券
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