グローバル・プロスペクティブ・ファンド『イノベーティブ・フューチャー』【ARK社のハイパーグロース株ファンド】★★

ファンド情報

主として、日本を含む世界の金融商品取引所に上場されている、破壊的イノベーション(既存の技術やノウハウの価値を破壊し、全く新しい商品やサービスを生み出すもの)を起こし得るビジネスを行う企業の株式(預託証書を含む)を投資対象とする。イノベーションの普及度合いや市場での評価は時間と共に変化することから、投資対象とするイノベーションは固定せず、随時見直しを行う。原則として、為替ヘッジを行わない。ファンドオブファンズ方式で運用。5月決算。

アモーヴァ・アセットマネジメント株式会社
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ファンドの評価とパフォーマンス

「破壊的イノベーション」を起こせる企業へ投資

実質の運用会社はアーク(ARK)社です。

アーク社とは、イノベーションに関する企業への投資に強みを持つアメリカの運用会社です。

特徴としては、超高成長株といわれる銘柄へ集中投資することでその成長の恩恵を受けることを目的としています。

破壊的イノベーション」とは、商品やサービスの性能をより高める「持続的イノベーション」の対義語にあたり、既存の技術やノウハウの価値を破壊し、全く新しい商品やサービスを生み出すことを指します。

過去の破壊的イノベーションの例では、18世紀末の蒸気機関や20世紀のコンピューターなどがあります。

しかし、超高成長株は株価の変動がかなり激しいため、集中投資をすると上昇時も下落時も大きな影響を受けます。

つまり、上がるときは大きく上昇するけど、下がるときは大きく下落する、という特性があります。

世界的に金利上昇が続く中、こういった銘柄群にはネガティブな環境かと思われますが、パフォーマンスはどうなんでしょうか。

「ARK銘柄」の値動きを表している

チャートを見ると分かる通り、かなりのブレ幅です。

2020年は世界株平均を大きく上回り、基準価額も3倍近くまで上昇しています。

そうかと思いきや、2021年終わりから2022年にかけて大きく下落し、設定来マイナスになっています。

そのため、過去3年での年率リターンは30%を超える大幅な上昇でしたが、過去5年で見ればリターンはほぼゼロに近いです。

リスクは年率40%近くにのぼり、ハイリスクハイリターンなアクティブファンドと言えます。

これは、超高成長株(ハイパーグロース株)と言われる銘柄に集中投資している影響です。

ここまで大きくブレると長期的な資産形成に向いているかと言えばクエスチョンです。

組み入れ銘柄数は約40と、高成長株に集中していることがわかります。

そのため、分散投資が効いておらず、ある程度株に詳しい方は個別銘柄で選定していったほうが良いと思います。

また、ARK社はこういった高成長株の選定が得意な運用会社ですが、米国市場のETFでARK社のインデックスファンドも上場しています。

そちらの選択肢もありますが、この運用会社のファンドに投資する際は、かなりのブレがあるというリスクを前提に投資するべきでしょう。

ファンドの殿堂による評価は【★★】です。

ファンド概要

グローバル・プロスペクティブ・ファンド(愛称:イノベーティブ・フューチャー)は、「破壊的イノベーション」に関わる世界の成長企業にまとめて投資するアクティブ型の株式ファンドです。

先端テーマに集中投資する分、高いリターンも大きな価格変動もあり得る、“ハイリスク・ハイリターン寄り”のテーマ型ファンドと考えるとイメージしやすくなります。

投資対象と運用手法

このファンドは、「破壊的イノベーションを起こし得るビジネス」を行う企業の株式を主な投資対象としています。

  • 投資対象
    • 日本を含む世界各国の金融商品取引所に上場する、破壊的イノベーション関連企業の株式(預託証書含む)が中心。
    • テーマは固定せず、イノベーションの普及度合いや市場での評価に応じて、投資対象となる分野や企業を随時見直します。
  • 運用の形態
    • ファンド・オブ・ファンズ方式で運用され、複数の投資信託証券を組み合わせてポートフォリオを構築します。
    • 原則として為替ヘッジを行わず、株価の変動に加えて為替(円と外貨)の動きも基準価額に影響する構造です。

主な特徴(メリット・デメリット)

  • メリット
    • 破壊的イノベーション関連株にまとめて投資できるため、自分で個別銘柄を探さなくても、将来性の高いテーマに広く乗れる点が魅力です。
    • 新NISAの成長投資枠の対象であり、「高成長テーマに資金を配分したい」という人が使いやすい商品になっています。
    • 分配金を出さずに再投資する設計のため、長期での複利効果を狙いやすい構造です。
  • デメリット・リスク
    • 信託報酬(実質)が年率1.658%以内と高めで、インデックスファンドと比べるとコスト負担はかなり重い部類です。
    • 破壊的イノベーション関連株は値動きが大きく、相場環境によっては短期間で大きく下落する可能性もあります。
    • 為替ヘッジなしのため、円高になると外貨建て資産の円ベース価値が目減りするなど、為替変動リスクもダイレクトに受けます。

ファンドの詳細データ

最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。

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