主要投資対象は日本を含む世界の株式。主としてテクノロジーの活用または発展により恩恵を受け、将来のリーダーになると期待される企業の株式に投資する。個別銘柄の分析を重視したボトムアップ手法により銘柄選択を行う。原則として為替ヘッジを行わない。ファンドオブファンズ方式で運用。5、11月決算。
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
ファンドの評価とパフォーマンス
世界のテクノロジー銘柄に選別投資するファンド
このファンドは、ゴールドマン・サックスが運用を行い、主としてテクノロジーの活用または発展により恩恵を受け、将来のリーダーになると期待される企業の株式に投資しています。
投資対象には中小型株式および新興国株式も含まれます。
テクノロジー、メディア、テレコミュニケーション、サービス等の特定のセクターに集中して投資をしていることが特徴であり、アメリカ株を中心に、日本・台湾・香港の企業にも多く投資しています。
設定からまだ年数が経っていませんが、テック系企業への投資を得意とするゴールドマン・サックスの運用です。
他とは少し違った銘柄に投資している
設定から2年程度はかなり良いパフォーマンスだったものの、ここ最近は低迷しています。
要因は銘柄選定によるものです。
組み入れ銘柄を見ると、テクノロジー系を代表するGAFAMなどの大型株は入っておらず、比較的規模の小さい銘柄が目立ちます。
とはいえ、超高成長株(ハイパーグロース株)と呼ばれる高リスク銘柄が入っているわけではなく、比較的業績の安定した企業の組み入れが多いです。
例えば、組み入れトップの「モトローラ・ソリューションズ」は、老舗の総合電子通信機器メーカーです。
データのキャプチャー、無線、インフラストラクチャ、バーコード・スキャン、双方向ラジオ、無線ブロードバンドネットワークを開発しています。
また、公共の安全や政府向け製品、音声・データ通信製品とシステム、および無線LANセキュリティも製造しており、業績の安定した銘柄といえます。
他にも、NASDAQの時価総額上位に入るような企業ではない銘柄へ投資をしていることから、独特の技術や販路を持つ企業を選定している様子です。
そういった銘柄は、世界株平均や他のインデックスとパフォーマンスの動きが連動しづらいのが特徴です。
そのため、パフォーマンスもインデックス対比で良いときと悪いときで差が出ます。
中長期的なリターンは、年率11~24%とややブレがあります。
リスクはやや高めといったところで、年率22%程度です。
ファンドの効率性を示すシャープレシオの数値が低く、あまり良い運用ができているわけではありません。
そのため、投資するのはもう少しパフォーマンスを見てからで良いでしょう。
ファンドの殿堂による評価は【★★】です。
ファンド概要
GS フューチャー・テクノロジー(正式名:GS フューチャー・テクノロジー・リーダーズ、愛称:nextWIN)は、世界のテクノロジー関連企業に分散投資するアクティブ型の株式ファンドです。
日本を含むグローバル株式に投資し、将来の「テクノロジー・リーダー」となりうる成長企業の株価上昇による長期的な資産形成を狙う設計になっています。
運用手法と銘柄選定
このファンドは「ボトムアップ重視」のアクティブ運用が特徴で、個別企業の分析に力を入れています。
- 運用プロセス
- テクノロジーの進化で恩恵を受ける企業群を幅広くリストアップ。
- 財務内容や競争力などを精査して、投資候補を絞り込み。
- 個別銘柄の期待リターンとリスクを見ながら、ポートフォリオを構築するアクティブ運用です。
- 重視するポイント
- 高い投下資本利益率(ROIC)
- 強固な競争優位性(ブランド力、ネットワーク効果など)
- 予測可能で持続的な成長性
- 長い製品ライフサイクル
- 合理的な資本配分と一貫した業績
単なる「人気ハイテク大型株」だけでなく、中小型株や新興国株も投資対象に含め、将来のリーダー候補を早い段階から取りに行くスタイルです。
投資対象のイメージと特徴
GS フューチャー・テクノロジーは、典型的な「ハイテク株ファンド」と似ていますが、「テクノロジーを使って成長する企業」全般が狙いであり、業種はかなり多岐にわたる可能性があります。
- 想定される分野例
- 半導体、クラウド、AI、ソフトウェア・SaaSなどのIT中核企業
- Eコマース、フィンテック、ヘルステックなどテクノロジー活用企業
- 産業用ロボット、自動運転関連など、ハイテク製造業や次世代インフラ関連企業
- ファンドの主な特徴
- 世界中のテクノロジー成長企業に、1本で分散投資できる。
- 専門家チームが企業を分析して銘柄を選ぶアクティブ運用。
- テクノロジーの進化という「長期テーマ」に乗ることを目的としたファンド。
- 為替ヘッジ付き/なしを選ぶことで、為替リスクの取り方を調整できる。
- 一方で、手数料はインデックスファンドより高めであり、相応の「上乗せリターン」を取れるかどうかがポイントになるファンドです。
ファンドの詳細データ
最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。


