ファンド概要
主要投資対象は日本を含む世界の株式。主としてテクノロジーの活用または発展により恩恵を受け、将来のリーダーになると期待される企業の株式に投資する。個別銘柄の分析を重視したボトムアップ手法により銘柄選択を行う。原則として為替ヘッジを行わない。ファンドオブファンズ方式で運用。
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社
世界のテクノロジー系銘柄に選別投資するファンド
このファンドは、ゴールドマン・サックスが運用を行い、主としてテクノロジーの活用または発展により恩恵を受け、将来のリーダーになると期待される企業の株式に投資しています。
投資対象には中小型株式および新興国株式も含まれます。
テクノロジー、メディア、テレコミュニケーション、サービス等の特定のセクターに集中して投資をしていることが特徴であり、アメリカ株を中心に、日本・台湾・香港の企業にも多く投資しています。
設定からまだ年数が経っていませんが、テック系企業への投資を得意とするゴールドマン・サックスの運用です。
パフォーマンスなど詳細を見てみましょう。
ファンドの実績
パフォーマンスチャート
出所:Yahoo!ファイナンス
世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。
組み入れ銘柄上位リスト
銘柄 | 国 | 業種 | 組み入れ比率 |
---|---|---|---|
モトローラ・ソリューションズ | 米国 | 情報技術 | 3.30% |
KLAコーポレーション | 米国 | 情報技術 | 3.20% |
ネットイーズ | 中国 | コミュニケーション・サービス | 3.00% |
マーベル・テクノロジー | 米国 | 情報技術 | 2.80% |
データドッグ | 米国 | 情報技術 | 2.70% |
ワークデイ | 米国 | 情報技術 | 2.60% |
アリスタネットワークス | 米国 | 情報技術 | 2.60% |
メルカドリブレ | ブラジル | 一般消費財・サービス | 2.60% |
ユナイテッド・マイクロエレクトロニクス | 台湾 | 情報技術 | 2.60% |
ゼットスケーラー | 米国 | 情報技術 | 2.50% |
他とは少し違った銘柄に投資している
設定から2年程度はかなり良いパフォーマンスだったものの、ここ最近は低迷しています。
要因は銘柄選定によるものです。
組み入れ銘柄を見ると、テクノロジー系を代表するGAFAMなどの大型株は入っておらず、比較的規模の小さい銘柄が目立ちます。
とはいえ、超高成長株(ハイパーグロース株)と呼ばれる高リスク銘柄が入っているわけではなく、比較的業績の安定した企業の組み入れが多いです。
例えば、組み入れトップの「モトローラ・ソリューションズ」は、老舗の総合電子通信機器メーカーです。
データのキャプチャー、無線、インフラストラクチャ、バーコード・スキャン、双方向ラジオ、無線ブロードバンドネットワークを開発しています。また、公共の安全や政府向け製品、音声・データ通信製品とシステム、および無線LANセキュリティも製造しており、業績の安定した銘柄といえます。
他にも、NASDAQの時価総額上位に入るような企業ではない銘柄へ投資をしていることから、独特の技術や販路を持つ企業を選定している様子です。
そういった銘柄は、世界株平均や他のインデックスとパフォーマンスの動きが連動しづらいのが特徴です。
そのため、パフォーマンスもインデックス対比で良いときと悪いときで差が出ます。
リスクが高いかと言えばそうでもなく、値動きの幅自体は大きくはありません。
しかし、ファンドの効率性を示すシャープレシオの数値が非常に低く、あまり良い運用ができているわけではありません。
そのため、投資するのはもう少しパフォーマンスを見てからで良いでしょう。
買える金融機関一覧
17社 |
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SBI証券 |
あかつき証券 |
三菱UFJ銀行 |
九州FG証券 |
佐賀銀行 |
十六銀行 |
大和証券 |
宮崎銀行 |
山形銀行 |
東和銀行 |
東洋証券 |
横浜銀行 |
池田泉州TT証券 |
肥後銀行 |
野村證券 |
関西みらい銀行 |
鹿児島銀行 |