トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンド【単一企業群ターゲットファンド】★★

ファンド情報

トヨタ自動車およびそのグループ会社のうち、日本の取引所に上場している株式から流動性を勘案した銘柄に投資。銘柄の投資比率は、組入銘柄の時価総額に応じて決定。トヨタ自動車株式約50%、残りの約50%をグループ会社株式の各銘柄の時価総額に応じた比率で投資。原則、四半期毎に投資比率を調整。ファミリーファンド方式で運用。11月決算。

三井住友DSアセットマネジメント株式会社
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ファンドの評価とパフォーマンス

トヨタに特化したターゲットファンド

こちらのファンドは、名前の通りトヨタ自動車を始めそのグループ企業に投資を行うファンドです。

ポートフォリオの約半分はトヨタ自動車本体であり、残りはグループ企業の株式となっています。

組み入れ銘柄は、トヨタ自動車、デンソー、豊田自動織機、そして豊田通商の4銘柄で8割以上を占めています。

全銘柄は19銘柄となっており、資本移動などがない限りは売買は行わず、定期的なリバランスのみとなっています。

そのため、コストもアクティブファンドでありながら比較的低くなっています。

日本のファンドでこのような単一企業へと投資を行うファンドは珍しく、かつトヨタ自動車は日本を代表する企業グループであるため、投資家の人気も高いファンドとなっています。

パフォーマンスはトヨタに依存

トヨタ系列のターゲットファンドであるため、ファンドのパフォーマンスもトヨタの影響をかなり受けます。

グループ企業には主に自動車部品メーカーなどが並んでおり、トヨタ自動車の業績はもちろんのこと、為替の影響も色濃く受けるファンドとなっています。

そのため、過去のパフォーマンスもトヨタの業績と為替に左右されています。

直近の動きを見ると、円安の影響などもありTOPIXを大きく上回るリターンが上がっています。

特に2023年後半以降は市場平均を20%以上も上回って推移しています。

これはトヨタ系列の業績と為替の影響によるものであり、同社グループは今後も日本の主要銘柄群であることからパフォーマンスにも期待できます。

ただ、ファンドとしてはやや値動きが大きくなっており、リスクは大きめのファンドとも言えます。

リスクの市場平均が年率15%程度の値動きなのに対しこのファンドは20%以上です。

これは単一の企業グループに投資をしているためであり、個別株投資とファンド投資の中間的な立ち位置と言えます。

個別株で同じポートフォリオを保有することは可能ですが、このファンドは4半期ごとにリバランスを行いポートフォリオの調整を行っています。

その分のコストがかかってでも投資をする方が多いのが実情ですが、リバランスなどを自身で行える場合にはあまり意味があるファンドだとは言えません。

ファンドの殿堂による評価は【★★】です。

ファンド概要

トヨタ自動車/トヨタグループ株式ファンドは、「トヨタ本体とトヨタグループ各社の株式をまとめて買い、グループ全体の値動きを狙う“特化型日本株ファンド”」です。

トヨタ1社ではなく、デンソーや豊田自動織機など主要グループ各社にもほぼ自動的に分散される仕組みになっています。

運用手法と投資比率の決め方

  • トヨタとグループ会社の比率
    • 原則として、トヨタ自動車株式の投資比率は「純資産総額の約50%まで」と定められています。
    • 残り約50%を、グループ会社株式の各銘柄の「時価総額比」に応じて配分するルール運用です。
  • 比率調整のタイミング
    • 組入銘柄の投資比率は、原則四半期ごとに見直しが行われ、トヨタ約50%・グループ会社約50%という基本方針に沿って調整されます。
    • 原則として「決められたルールにしたがってリバランスする」タイプで、個別銘柄の細かな売買で超過収益を狙う色合いは薄い設計とされています。

組入銘柄とグループ分散の中身

  • 主な組入上位銘柄(例)
    • 1位:トヨタ自動車(輸送用機器)…約49〜50%前後。
    • 2位:デンソー(自動車部品)…約13%台。
    • 3位:豊田自動織機(自動車・産業車両など)…約9%台。
  • その他に入ってくる代表的なグループ企業
    • 豊田通商(商社・卸売)、アイシン、トヨタ紡織などの自動車部品メーカー、機械・電子部品・鉄鋼・化学関連のトヨタグループ企業が含まれます。
    • 構成比から見ると、「トヨタ本体+デンソー+豊田自動織機」で全体の7割超を占めることが多く、残りを中堅〜周辺グループ会社が埋める形です。
  • 実質的な性格
    • 上位数社への集中度は高いものの、完成車メーカーだけでなく、部品・商社・設備などサプライチェーンにも分散されているのが特徴です。
    • そのため、「トヨタ単体の株価」よりも、「トヨタグループ全体のビジネスの広がりや業績」に連動しやすい値動きになります。

特徴・メリットと注意点

  • ポジティブな特徴
    • トヨタグループに簡単にまとめて投資
      • 個別株でトヨタ・デンソー・豊田通商などを1社ずつ選ばなくても、「トヨタグループ全体」を1本で持てるのが最大のメリットです。
    • ルールベースで自動的に比率調整
      • 時価総額に応じた配分+四半期ごとの見直しにより、「どの銘柄をどれくらい持つか」を自動的にメンテナンスしてくれます。
  • 主なリスク・デメリット
    • セクター・銘柄集中リスク
      • 自動車・自動車部品セクターに集中した「特化型運用」のため、世界株インデックスなどと比べると分散効果は低く、値動きが大きくなりやすいです。
      • トヨタや主要グループ企業に業績悪化・経営問題が起こると、ファンド全体が大きく下落する可能性があります。
    • 日本株・円建てへの集中
      • 投資対象は日本市場に上場する銘柄に限定されるため、国・通貨の分散は効いておらず、「日本株×自動車」の偏りが強い商品です。
      • 為替リスクはありませんが、その分、円建て日本株としての景気敏感度・金利動向の影響をストレートに受けます。

ファンドの詳細データ

最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。

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