JPM ベスト・インカム【まあまあリスクあり、リターンは低い】★

ファンド情報

世界の債券、株式、リート(REIT)、その他の有価証券を投資対象とし、高いインカム収益および値上がり益が期待できるアセットクラスに分散投資。マクロ経済の予測や、各アセットクラスの評価・分析の情報をもとに、市場環境等の変化に応じて組入れるアセットクラスおよびその配分を機動的に変更。原則為替ヘッジあり。ファンドオブファンズ方式で運用。9月決算。

JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
スポンサーリンク

ファンドの評価とパフォーマンス

インカム収益を追求

JPMベスト・インカムは、世界中のさまざまな資産から安定したインカム(利回り)収益を目指す分散型のファンドです。

主な特徴として、インカム収益を狙ったバランス型ポートフォリオであるという点です。

組み入れ資産は大きく分けると、株式約4割、債券約4割となっています。

それぞれの中で先進国や新興国などさまざまな投資対象に分散しています。

全資産の銘柄数は2,000を超え、個別銘柄のリスクを限りなく排除しようとしています。

ポートフォリオ全体の利回りは約5%程度であり、ファンドの狙い通り高利回りなポートフォリオとなっています。

そして、機動的な資産配分も行うという点もあります。

マクロ経済の予測や各アセットクラスの評価・分析に基づき、市場環境に応じて資産配分を柔軟に変更しています。

ただ、リスクをなるべく抑えた運用のため、積極的に値上がりを取りに行くような機動的なポートフォリオ変更ではありません

それなりのリスクだがリターン苦戦

ファンドのパフォーマンスは、近年はかなり苦戦している状況です。

過去3年では2%程度、過去5年や設定来ではごくわずかにプラスとなっている形です。

一言にインカム資産とは言っても、組み入れの約4割は株式であり、約5割は債券です。

基本的に為替ヘッジを行い為替リスクを排除しているものの、投資先の株式や債券の価格変動は受けます。

投資先の国は先進国を中心にしながらも新興国資産を含む全世界となっており、近年は特に債券資産のパフォーマンスの影響を受けています。

銘柄数は2,000を超え、かなりの分散投資が行われており、ファンドの値動きは個別銘柄によるものというよりも、株式市場全体や金利の状況に影響されます。

リスクを抑えた運用にはなっていますが、リスクは年率6~8%とリターンに比べて高めであり、決して安定型ファンドとは言えません。

つまり、リスクはそこまで抑えられておらず、リターンもポートフォリオ内の平均利回りほどあがっておらず、積極的に保有するアクティブファンドとは言えません。

ファンドの殿堂による評価は【★】です。

ファンド概要

JPM ベスト・インカムは、世界中の株式・債券・REIT(不動産)などに分散投資して、安定した利回り(インカム)と値上がり益の両方をねらうバランス型ファンドです。

日本の低金利では物足りない投資家向けに、「毎月分配型」として分配金も受け取りやすい設計になっています。

運用の仕組みと手法

  • 資産配分(アセットアロケーション)
    • マクロ経済や金利動向などを分析し、「どの資産クラスをどれくらい持つか」を機動的に変更するマルチアセット戦略を採用。
    • 例えば、株式市場が不安定なときは債券やディフェンシブ資産の比率を高めるなど、リスクと利回りのバランスを調整するイメージ。
  • インカム重視の銘柄選定
    • 各資産クラスごとの専門チームが、高い利回りとリスク水準を見ながら投資候補を選定し、インカム収益が期待できる銘柄に重点投資する。

コストとリスクの特徴

  • 信託報酬(実質コスト)
    • ファンド自身と投資先ファンドを合計した実質信託報酬は年率約 1.62% 程度とされている。
    • 販売会社によっては購入時手数料(例:2.20%程度(税込))がかかるケースもある一方、ネット証券ではノーロードのところもある。
  • リスク
    • 株式・債券・REITなど複数資産に分散しているため、単一の株式ファンドより値動きがマイルドになりやすい一方、元本保証はなく、価格変動・金利変動・為替変動などのリスクを負う。

ポイント

  • メリット
    • 1本で「世界の株・債券・不動産」に分散投資できるので、ポートフォリオを組む手間を減らせる。
    • 低金利の日本だけに預金するよりも、世界の高い利回りを取りにいく設計になっている。
    • 毎月分配型を選べば、分配金を生活費の補填やお小遣い感覚で受け取りたい層との相性が良い。
  • デメリット・注意点
    • 実質コストが年 1.6% 前後と、インデックスファンドに比べるとかなり高めで、長期になるほどコスト負担が効いてくる。
    • 分配金の一部が元本払い出しになる可能性があり、「分配金が多い=儲かっている」とは限らない。

ファンドの詳細データ

最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。

タイトルとURLをコピーしました