ファンド概要
国内の金融商品取引所に上場する株式(上場予定を含む)を主要投資対象とする。銘柄選定にあたっては、「配当利回り」が高く、「長期にわたる配当の持続性・成長性」に着目する。ポートフォリオの構築にあたっては、投資魅力度判断に基づき投資銘柄を20から40銘柄程度に厳選する。ファミリーファンド方式で運用。3月決算。
アセットマネジメントOne株式会社
高配当銘柄へ集中長期投資
One高配当利回り厳選ジャパンは、日本の株式を主要投資対象とし、「高い配当利回り」と「長期にわたる配当の持続性・成長性」に重点を置いたアクティブ運用ファンドです。
ファンド内容
- 銘柄選定の際は「配当利回り」と、将来の配当の維持・成長性に着目します。
- 通常、20〜40銘柄程度に厳選投資するポートフォリオ構成です。
- 信託報酬は年率1.0989%(税込)と、アクティブファンドとして平均より低水準です。
- ベンチマークは特定せず、積極的な運用で信託財産の成長を目指します。
主な運用の特徴として挙げられるのは、以下です。
ファンドマネージャーと約20名のアナリストが、700銘柄以上を調査・分析、その中から3年後に市場平均を上回る配当利回りが期待できる銘柄だけを厳選します。
配当利回りだけでなく、中長期的な配当成長性も重視して投資判断を行う点が大きな特徴です。
NISA等でも購入可能で、アクティブ運用ながら低コストである点が特徴となっています。
概要
- 高配当利回り・配当成長性を重視し厳選投資
- 組入銘柄は20〜40程度に絞り込んだ集中投資
- ファンドの信託報酬は1.0989%とアクティブ型では低水準
- 日本株式の97%以上を組入比率とする100%国内株式型
資産形成期のトータルリターンと、配当を重視した安定的なキャッシュフローの両立を目指した商品設計となっています。
ファンドの実績
パフォーマンスチャート


出所:Yahoo!ファイナンス
世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。
組み入れ銘柄上位リスト
順位 | 銘柄 | コード | 業種 | 組み入れ比率 |
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1位 | 三井住友フィナンシャルグループ | 8316 | 銀行 | 7.33% |
2位 | 東京海上ホールディングス | 8766 | 保険 | 6.42% |
3位 | 伊藤忠商事 | 8001 | 卸売 | 5.16% |
4位 | 日本電信電話 | 9432 | 情報・通信 | 4.74% |
5位 | 豊田通商 | 8015 | 卸売 | 4.65% |
6位 | 東京エレクトロン | 8035 | 電気機器 | 4.24% |
7位 | デンソー | 6902 | 輸送用機器 | 4.15% |
8位 | 日立製作所 | 6501 | 電気機器 | 4.04% |
9位 | 黒崎播磨 | 5352 | ガラス・土石 | 3.86% |
10位 | オリックス | 8591 | その他金融 | 3.82% |
ファンドの特徴とパフォーマンス
パフォーマンスとしては、驚異的であると言える成果が出ています。
まず、リターンはTOPIXだけでなく世界株平均やS&P500の円ベースと比較しても上回って推移しています。
かつ、値動きの大きさを示すリスクも市場平均よりも低く、年率11%程度の比較的小さな値動きで抑えられています。
リスクが低くリターンも高いことから、運用の効率性を示すシャープレシオは2を超えており、驚異的な数字です。
これは、日本株だけでなく全てのアクティブファンドのなかでもトップクラスの効率性となっています。
運用の特徴にもあるように、高配当株の中から配当だけでなく業績などの分析をしっかり行い、比較的少数の銘柄に集中投資していることが大きな要因です。
また、売買回転率が0.5倍程度と、ポートフォリオの売買はほとんど行われず、一度投資した銘柄には集中かつ長期投資が行われていることがわかります。
日本株の特に高配当株のパフォーマンスが良いということも追い風になっていますが、その中でもこのファンドのパフォーマンスは突出しているため、十分長期保有できるアクティブファンドと言えます。
買える金融機関一覧
7社 |
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