東京海上・宇宙関連株式ファンド【近年注目の宇宙ビジネス】★★

ファンド情報

日本を含む世界の取引所に上場されている株式等の中から、成長が期待される宇宙関連企業の株式等に投資する。宇宙関連企業とはロケット等の輸送機や衛星の製造、打ち上げサービス、衛星や地上設備の運営、衛星データを活用した通信・情報サービス、関連ソフトウエア、その他周辺ビジネス等の提供を行う企業。銘柄の選定にあたっては、高い技術力や競争力等を持つ宇宙関連企業と判断する銘柄の中からファンダメンタルズ分析を考慮して行う。原則として、為替ヘッジを行わない。ファミリーファンド方式で運用。1、7月決算。

東京海上アセットマネジメント株式会社
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ファンドの評価とパフォーマンス

「宇宙関連」の株価上昇期待大

このファンドは、宇宙関連ビジネスに関する企業に投資するアクティブファンドです。

宇宙関連と聞くと、ロケットや衛星打ち上げなどを思い浮かべますが、組み入れにはそれだけでなく半導体企業や安全保障関連、つまりテクノロジー企業や防衛関連銘柄も多く組み入れられています。

国別ではアメリカが約8割と最も多く、次いで日本、欧州となっています。

業種では、一般消費財・サービスが最も多く、情報技術セクターも多くなっています。

組入銘柄数は70銘柄ほどで、そこまで分散もされておらずかつ、集中もされていない数です。

近年、株式市場だけでなく政治面でも「宇宙関連ビジネス」が注目されており、その影響か関連銘柄の株価も堅調になっています。

いまのところ絶好調も話題性に注意

このファンドが設定された2018年以降、基本的に宇宙関連企業やテクノロジー企業の株価は調子が良く、その影響もありこのファンドのパフォーマンスも好調となっています。

例えば、直近3年間のパフォーマンスを見ると、リターンは平均で40%超えとかなりの値上がりを見せています。

一方リスクは年率20%前後で推移しており、市場平均と比べそこまで値動きが大きいというわけではありません。

そのため運用の効率性はとても良く、シャープレシオは2を超えています。

テクノロジー企業の株価の乱高下があった過去5年で見てもシャープレシオは1を超えており、それでも十分好調と言えます。

ただ、テーマ型ファンドで業種に偏りがあるということもあり、今後のセクター全体の動きや宇宙関連企業の個別要因などによってはかなり動きが大きくなる可能性もあります。

今後も期待される宇宙関連企業の成長の値上がりが取れる一方、テーマ性が薄れる場面などには注意が必要です。

ファンドの殿堂による評価は【★★】です。

ファンド概要

東京海上・宇宙関連株式ファンドは、「宇宙ビジネス」に関わる世界中の企業にまとめて投資し、中長期の値上がり益を狙うテーマ型の株式ファンドです。

ロケットや衛星そのものだけでなく、衛星データを使った通信・位置情報サービスなど“宇宙を使う側”まで幅広くカバーするのが特徴です。

宇宙関連企業とは?

  • ロケットなど輸送機・衛星の製造
  • 打ち上げサービス(ロケット発射など)
  • 衛星や地上設備(地上局など)の運営
  • 衛星データを活用した通信・情報サービス
  • 関連ソフトウェアや周辺ビジネス全般

宇宙ビジネスを大きく4つのグループに分けて紹介しており、ロケット・衛星などの「ハード」だけでなく、宇宙データを使う「サービス・ソフト」分野にも投資する構成になっています。

そのため、「宇宙=ロケット企業だけ」という狭いイメージではなく、通信・測位・観測など、生活インフラや産業を支える企業群にも広く投資しているファンドです。

運用手法

  • 世界の上場企業から宇宙関連企業を抽出
    • 日本を含む世界の株式市場から、宇宙関連ビジネスに関わる企業をピックアップ。
  • 銘柄選定:ファンダメンタルズ分析を重視
    • 高い技術力・競争力などを持つ宇宙関連企業と判断される銘柄を候補に。
    • 売上成長性、収益性、財務体質、ビジネスモデルなど、企業の基礎体力(ファンダメンタルズ)を分析して組入銘柄を決める方針。
  • 組入比率:株式を高めに維持
    • 宇宙関連株式に集中的に投資するため、株式比率は90%超と高水準で運用されている時期が多い(例:株式約92.5%、短期金融資産等7.5%)。
  • 通貨管理:
    • 為替ヘッジなしコース…原則ヘッジなしで、円と各国通貨の動きが基準価額に反映。
    • 為替ヘッジありコース…原則ヘッジを行い、為替のブレを抑えつつ株価の値動きに集中できるように設計。

テーマの魅力と成長期待

宇宙産業は、打ち上げコストの低下や技術革新(小型衛星、再利用ロケットなど)、データ需要の増加により、長期的な成長が期待される分野とされています。

通信インフラ、GPS・位置情報、自動運転、災害監視、農業、物流など、宇宙データの活用先が広がっており、「宇宙=インフラ+サービス」の両面から成長を取り込めるテーマです。

集中投資ゆえの値動きの大きさ

ロケット・衛星・宇宙サービスといった限られたテーマに絞るため、幅広い業種に分散投資する一般的な株式ファンドと比べて、基準価額の変動が大きくなる可能性があります。

成長期待が高い一方で、業績のブレや規制・技術トラブルなどのニュースに左右されやすく、「ハイリスク・ハイリターン寄りのテーマ型ファンド」と理解しておく必要があります。

コストと決算

テーマ型の海外株アクティブファンドであるため、信託報酬はインデックスファンドより高めの水準です(具体的な数字は販売会社サイト・最新目論見書で要確認)。

年2回決算(1月・7月)で分配金の有無が決まりますが、分配金の多寡は運用状況や基準価額水準によって変動しうるため、「分配金=利益」ではない点には注意が必要です。

ファンドの詳細データ

最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。

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