イーストスプリング・インド株式オープン 【指数とほぼ変わらずコスト負けか】

ファンド情報

ファンド概要

主要投資対象は、インドの金融商品取引所に上場する株式。インドにおけるグループ運用会社を中心に、グループ内のインド株式投資に関する専門知識と豊富な経験を最大限活用し、中長期的なトータル・リターンの最大限の獲得を目的とする。原則として、為替ヘッジは行わない。ファンドオブファンズ方式で運用。9月決算。

イーストスプリング・インベストメンツ株式会社

インド株のアクティブファンド

近年、株式投資でも脚光を浴びているインドの株に投資するアクティブファンドです。

ファンドの特徴は、とにかくインド株全体のなかから良い銘柄を探してリターンをあげることが目的です。

ファンド内の運用を見てみると、銘柄入れ替えはほとんど行われておらず、売買はリバランスである比率調整程度です。

組み入れ銘柄もインドを代表するリライアンス・インダストリーズ、ICICI銀行、インフォシスなどが多くなっています。

つまり、インド市場の指数にかなり近い運用内容です。

パフォーマンスについても、インド全体のインデックスと比較してもあまり差異はありません。

ファンドの実績

パフォーマンスチャート

出所:Yahoo!ファイナンス

世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。分配金込基準価額。

パフォーマンス表

トータルリターン
3年
トータルリターン
5年
シャープレシオ
3年
シャープレシオ
5年
コスト
(信託報酬等)
22.62%18.00%1.61.811.95%

トータルリターン、コストは年率

組み入れ銘柄上位リスト

順位銘柄業種組入比率
1位リライアンス・インダストリーズインドエネルギー9.40%
2位ICICI銀行インド銀行7.00%
3位インフォシスインドソフトウェア・サービス6.50%
4位HDFC銀行インド銀行5.70%
5位タタ・コンサルタンシー・ービシズインドソフトウェア・サービス5.10%
6位アクシス銀行インド銀行4.00%
7位マヒンドラ・マヒンドラインド自動車・自動車部品3.70%
8位ラーセン&トゥブロインド資本財3.60%
9位サン・ファーマシューティカル・インダストリーズインド医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス3.00%
10位バルティ・エアテルインド電気通信サービス3.00%

指数とほぼ変わらず、コスト負けしている印象

インド株は上昇率が高く、世界中でも近年もっともリターンをあげている市場の一つです。

直近のパフォーマンスを見ても、過去5年3年でもともに世界株平均を10%以上上回る推移をしており、インド株に投資をしているだけで世界株に勝ち続けられている結果となっています。

しかし、インド株のインデックスと比べこのファンドのパフォーマンスは必ずしも優秀とは言えません。

代表的な指数であるSENSEX指数を円換算したものと比べると、実質、運用コストの分だけ指数に負けている結果となっています。

このファンドの値動きは「インド株が上がるかどうか」と「インドルピーが上がるかどうか」が大きいです。

ファンドの実績や運用内容を見る限りそこまでアクティブな運用は行われていません。

そのため、インド市場に無難に投資したいという方は、インド株のインデックスファンドで足りるでしょう。

買える金融機関一覧

61社
フィデリティ証券
広島銀行
東海東京証券
auカブコム証券
イオン銀行
楽天証券
PayPay証券
PayPay銀行
とうほう証券
ほくほくTT証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
九州FG証券
北洋証券
岩井コスモ証券
松井証券
福島銀行
PWM日本証券
SBI証券
SMBC日興証券
みずほ証券
むさし証券
スターツ証券
ソニー銀行
マネックス証券
リテラ・クレア証券
ワイエム証券
三井住友信託銀行
三津井証券
三菱UFJ銀行
京葉銀行
八十二証券
内藤証券
大分銀行
岡三証券
徳島大正銀行
東京スター銀行
池田泉州TT証券
池田泉州銀行
浜銀TT証券
琉球銀行
肥後銀行
西日本シティTT証券
西村証券
野村證券
香川銀行
アイザワ証券
ニュース証券
三井住友銀行
三木証券
丸三証券
二浪証券
北國銀行
北海道銀行
山形銀行
播陽証券
日産証券
東邦銀行
水戸証券
第四北越銀行
西日本シティ銀行
足利銀行
タイトルとURLをコピーしました