ファンド概要
日本を含む世界各国のブロックチェーン関連株式を主要投資対象とする。コインシェアーズ・ブロックチェーン・グローバル・エクイティ・インデックス(税引後配当込み、円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指す。原則として為替ヘッジを行わない。ファミリーファンド方式で運用。7月決算。
インベスコ・アセット・マネジメント株式会社
主に日米のブロックチェーン関連
世界中の「ブロックチェーン関連銘柄」に投資を行うファンドです。
AI、フィンテック、自動運転、IoTなど、世界を変える様々なデジタル革命が加速しており、「ブロックチェーン関連銘柄」は、暗号資産関連だけでなく様々な分野で活用され、成長の期待があります。
このファンドは、そのような銘柄に投資を行うものですが、独自の運用ではなく、「コインシェアーズ・ブロックチェーン・グローバル・エクイティ・インデックス」の円ベースに連動させることを目標としています。
「コインシェアーズ・ブロックチェーン・グローバル・エクイティ・インデックス」は、コインシェアーズ社が独自の分析に基づいて選定したブロックチェーン関連銘柄で構成されており、ブロックチェーンの拡大をとらえる投資機会という点で従来の時価総額型インデックスとは異なる革新的なインデックスです。
その構成は、約6割が米国株、約2割が日本株、ほかは台湾や中国などの銘柄となっています。
そして、その業種は大半が情報技術と金融で構成されています。
ファンドの実績
パフォーマンスチャート
出所:Yahoo!ファイナンス
世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。
組み入れ銘柄上位リスト(日本株)
銘柄 | コード | 業種 | 組み入れ比率 |
---|---|---|---|
SBIホールディングス | 8473 | 証券 | 4.71% |
マネックスグループ | 8698 | 証券 | 3.55% |
ネクソン | 3659 | 情報・通信 | 2.36% |
三井住友トラスト・ホールディングス | 8309 | 銀行 | 2.03% |
GMOインターネットグループ | 9449 | 情報・通信 | 1.28% |
ソフトバンクグループ | 9984 | 情報・通信 | 1.26% |
ソニーグループ | 6758 | 電気機器 | 0.99% |
野村ホールディングス | 8604 | 証券 | 0.92% |
デジタルガレージ | 4819 | 情報・通信 | 0.38% |
セレス | 3696 | 情報・通信 | 0.36% |
とにかく高リスク
構成されている銘柄は、日本株ではマネックスグループやSBIグループといった金融関連が多いものの、米国株などでは、マイクロストラテジーやコインベースなどといった暗号資産関連の銘柄が多いです。
そのため、ファンドのパフォーマンスを見ると、まず目立つのがその値動きの大きさです。
ファンドの値動きを示すリスク値は、年率38%にも上り、一般的な株式指数が15~20%なのに比べ、かなり高いです。
リターンは、ブロックチェーン関連銘柄や米国中小型株が強い相場環境であれば、指数を数十%をも上回る場面も見られますが、その分下落時の幅も大きく、中長期では安定したリターンは出せていません。
つまり、ブレが大きすぎて、良い時と悪い時の違いがはっきりしています。
そのため、運用の効率性はとても悪く、シャープレシオは0.2程度と、とても低くなっています。
ブロックチェーン関連銘柄には、今後の成長期待も十分あるものの、足元の株価の値動きはとても荒く、投資する際にはその点に注意が必要です。
買える金融機関一覧
19社 |
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フィデリティ証券 |
auカブコム証券 |
PayPay銀行 |
PWM日本証券 |
SBI証券 |
SMBC日興証券 |
あかつき証券 |
めぶき証券 |
スルガ銀行 |
マネックス証券 |
三菱UFJ銀行 |
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中銀証券 |
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