ファンド概要
国内債券2%、外国債券6%、国内株式52%、外国株式33%、エマージング株式5%、短期資産2%を基準資産配分比率とし、6つの資産へ分散投資。リスクを積極的にとりながら、資産の大きな成長を目指す。実質組入外貨建資産に対しては、原則として為替ヘッジは行わない。ファミリーファンド方式で運用。7月決算。
SOMPOアセットマネジメント株式会社
ハッピーエイジング・ファンドの中で最も高リスク
こちらは、ハッピーエイジング・ファンドという、20〜60と名のついたファンドシリーズの中の一つであり、最もリスクが高いファンドです。
「20」は、国内外の株式の基準組入比率を90%とするファンドです。
リスクを積極的にとりながら資産の大きな成長を目指します。
5つのファンドの中では最もリスクが高く、投資期間が長く積極的運用をお考えの方に適したファンドです。
一方、「60」は、国内外の株式の基準組入比率を10%とするファンドです。
5つのファンドの中では最もリスクを抑え、より安定した運用を目指します。
投資期間が比較的短く安定性を重視した運用をお考えの方に適しています。
つまり、年齢に応じて若い方は基本的にリスクが取れるコースを、そうでない方は低リスクコースを選べるようにわかりやすくなっています。
組み入れ資産は、国内債券、外国債券、国内株式、外国株式、エマージング株式となっており、それぞれの資産の投資先はSOMPOアセットマネジメント系のアクティブファンドです。
その決められた資産配分比率はほとんど変動させずに長期的に分散投資をしています。
特徴としては、資産ごとの投資先のアクティブファンドの運用成績が良いことが挙げられます。
各資産の投資先であるアクティブファンドは、インデックスを設定来だけでなく3年などのスパンでもリターンが上回っています。
バランス型ファンドであるにも関わらず、各資産の投資先ファンドのパフォーマンスが良好なため、かなりの運用効率が期待されます。
ファンドの実績
パフォーマンスチャート


出所:Yahoo!ファイナンス
世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。
組み入れ銘柄上位リスト(日本株)
順位 | 銘柄名 | コード | 業種 | 組み入れ比率 |
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1位 | サワイグループホールディングス | 4887 | 医薬品 | 1.20% |
2位 | 三井住友フィナンシャルグループ | 8316 | 銀行 | 1.09% |
3位 | 三菱地所 | 8802 | 不動産 | 1.09% |
4位 | 太陽誘電 | 6976 | 電気機器 | 1.07% |
5位 | 綜合警備保障 | 2331 | サービス | 1.04% |
6位 | 日本電信電話 | 9432 | 情報・通信 | 1.04% |
7位 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 8306 | 銀行 | 1.03% |
8位 | 本田技研工業 | 7267 | 輸送用機器 | 1.00% |
9位 | 大林組 | 1802 | 建設 | 0.95% |
10位 | 東レ | 3402 | 繊維 | 0.95% |
バランス型ファンドとして超優秀
このファンドのパフォーマンスは、バランス型ファンドとしてはとても優秀なものとなっています。
チャートを見て分かる通り、S&P500や世界株平均などといった株式指数と比較するとリターンは低くなりますが、債券資産も含めた分散投資をすることによって長期的に安定したリターンが得られています。
パフォーマンス面での最大の特徴はそのリスクの低さです。
バランス型ファンドの目的は、リスクを抑えつつも中長期的なリターンを安定的に得るということですが、このファンドはそれが実現されています。
ファンドの変動を示すリスクは、過去3年平均では年率9%程度、過去5年では11%程度です。
これは、株式指数でも低リスクと言えるのは15%程度だということを考えればかなりのリスク低減ができています。
とはいえリターンも十分な数値となっており、運用の効率性を示すシャープレシオは2を超え、かなりの効率性を誇る運用となっています。
これは、分散投資によるリスク分散効果と、各資産の投資先アクティブファンドの成績がどれもかなり良いことによるものです。
バランス型ファンドとしては、長期的に保有できるアクティブファンドの一つと言えます。
さらに、自身の年齢やリスク許容度に応じた5つのコースがあることも魅力的です。
リスク許容度が変わる局面ごとにコース切り替えであるスイッチングを行いながら超長期的視野で投資すべきと言えます。
買える金融機関一覧
21社 |
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