サイバーセキュリティ株式【効率性は良くないもののテーマは注目】★★

サイバーセキュリティ株式 ファンド情報

主として日本を含む世界のサイバーセキュリティ関連企業の株式に投資を行う。サイバーセキュリティの需要拡大および技術向上の恩恵を享受すると考えられる企業の株式の中から、持続的な利益成長性、市場優位性、財務健全性、株価水準等を考慮して組入銘柄を選定する。原則として為替ヘッジを行わない。ファミリーファンド方式で運用。6月決算。

三菱UFJアセットマネジメント株式会社
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ファンドの評価とパフォーマンス

サイバーセキュリティに特化したテーマ型ファンド

「サイバーセキュリティ銘柄」とは、サイバー攻撃に対するセキュリティ技術を有し、これを活用した製品・サービスを提供するテクノロジー関連の企業等のことです。

サイバーセキュリティ関連銘柄は、短期的に値動きが大きくなることがあるものの、個人・企業・国のサイバーセキュリティへの関心やテクノロジーの発展に伴う長期的な需要が見込まれ、同ビジネスを営む企業への投資妙味は大きいと見られています。

さらにその中から、成長性・割安性・安全性などに考慮した銘柄選択を行い、積極的に売買を行うというものです。

確かに、インターネットの広がりにより、サイバー空間におけるセキュリティ対策というのは世界的に急務となっています。

IT企業だけでなく、国や地方公共団体を含む全ての団体がサイバーセキュリティについて強固にすべく動いています。

そういった関連サービスを行う企業の株式は魅力的だと思われますが、実態を見てみないとわかりません。

だいたいこういったテーマ型ファンドは、良いところばかり打ち出しておいてパフォーマンスが伴わないケースが多いのですが、このファンドはどうなんでしょうか。

かなりの高パフォーマンスの時期あるも、効率性悪い

パフォーマンスはテーマ型ファンドということもあり、ブレが目立ちます。

年率30%を超えるようなかなりの高リターンを出す時もあれば、それと同じような率での大幅な下落局面もあります。

これはテーマ型かつ業種に偏りがあるため、仕方がないことでもありますが、ファンドとしてはハイリスクハイリターンの部類に入ります。

シャープレシオは1前後で推移しており、決して効率が良い運用ができているわけではありません。

組み入れ銘柄を見ると、「サイバーセキュリティ」というだけあって、アメリカのテクノロジー企業やソフトウェア企業が多いです。

テーマ型のため業種に偏りが出ている分、その業種全体の値動きに大きく左右されてしまっています。

ただ、サイバーセキュリティというテーマは今後も継続して注目され続けるテーマであり、関連銘柄の業績はおそらく良好でしょう。

海外株をテーマごとに個別銘柄で発掘し、投資することは一般投資家には難しいです。

そのため、こういったファンドをポートフォリオの一部に入れることも検討する価値ありだと思われます。

ファンドの殿堂による評価は【★★】です。

ファンド概要

サイバーセキュリティ株式のファンドは、「ネット空間の守り」をビジネスにしている企業にまとめて投資できる商品です。

個別株より分散されつつ、この成長分野の恩恵をねらえる一方で、値動きは一般的な株式より大きくなりがちです。

サイバーセキュリティとは何か

社内ネットワークやクラウドをハッカーやウイルスから守るための技術やサービスの総称。例:ウイルス対策、ファイアウォール、ID認証、クラウド上の監視など。

デジタル化・リモートワーク・地政学リスクの高まりにより、世界中でサイバー攻撃が増え、企業や政府のIT防御予算が右肩上がりという「長期テーマ」になっています。

投資対象

世界の上場企業のうち、売上の多くをサイバーセキュリティ関連製品・サービスから得ている企業(「純度」が高い企業)を中心に組み入れます。

具体的には

  • ソフトウェア・サービス系:クラウド型セキュリティ、脅威検知、ID認証など(例:CrowdStrike、Okta、Cloudflare、Fortinet 等)。
  • ハードウェア系:ネットワーク用セキュリティ機器など、物理側を守る機器メーカー。

サイバーセキュリティ株ファンドの主な特徴

メリット

  • 成長テーマへの集中投資
    • サイバー攻撃は年々高度化しており、企業や政府はセキュリティ投資を削りにくい「半ば必需品」の支出になっています。
    • その需要の伸びを、関連企業の売上・利益成長を通じて取りに行くことができます。
  • 個別株よりも分散
    • 1社に集中せず、複数のセキュリティ企業に投資することで、個別企業の業績悪化リスクを分散できます。
  • 専門知識がなくてもテーマに乗れる
    • 個別銘柄の技術内容まで追い切れなくても、テーマETFを買うことで業界全体の成長に参加しやすい。

デメリット・リスク

  • 値動きが大きい(ボラティリティが高い)
    • IT・グロース株が多いため、金利上昇局面やハイテク株売りの局面では、大きく下落することがあります。
  • 高いバリュエーション
    • 成長期待が高い分、PERなどの指標が高くなりやすく、業績が期待を下回ると株価が急落しやすい。
  • テーマの偏り
    • セクターが「情報技術・通信関連」に偏るため、これ1本で資産を完結させると、分散が不十分になりやすい。​

ファンドの詳細データ

最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。

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