セゾン資産形成の達人ファンド【無難なアクティブファンドを選定】★★

ファンド情報

主要投資対象は、国内外の投資信託証券。一貫した「長期投資」という投資哲学に基づいて運用されている投資信託証券への投資を通じて、長期的な資産の成長を図る。市場動向を勘案しながら投資比率や投資タイミングを見極め、複数の投資信託証券に分散投資してアセットアロケーションを形成。原則として、為替ヘッジは行わない。ファンドオブファンズ方式で運用。12月決算。

セゾン投信株式会社
スポンサーリンク

ファンドの評価とパフォーマンス

世界中のアクティブファンドに投資するファンド

こちらのファンドは、世界中の株式アクティブファンドに投資をするファンド・オブ・ファンズです。

国別配分比率は、欧米が中心であり約7割、ついで日本が1割、残りが新興国といった比率です。

基本的に個別銘柄の選定は行わず、投資先ファンドを選定するファンド・オブ・ファンズです。

アクティブファンドに投資するにあたっては、主として、個別の銘柄選択に特化して長期投資を行うアクティブファンドに投資を行います。

投資先ファンドの選定条件としては、企業分析をしっかり行っていること、長期的な視点で運用されていること、費用が適正なことが挙げられています。

ファンド・オブ・ファンズのメリットとしては、個別銘柄選定をする必要がないことや、より効率的な運用ができるという点がありますが、コストが二重にかかるというデメリットなどもあります。

そして、世界のアクティブファンドに投資をするということで、インデックスに勝ちづらく、インデックスファンドとの違いを見出すのに難しいということもあります。

パフォーマンスがどうしても世界株平均に勝ちづらい投資戦略ですが、実際はどうなのでしょうか。

無難なファンド選定するならインデックスファンドの方がいい

パフォーマンスは決して悪いわけではありませんが、世界株平均には勝てずにいます。

それはそうで、アクティブファンドに幅広く投資をすることによって、分散されすぎてパフォーマンスがインデックスに近づいてしまい、かつコストも二重にかかっているという理由です。

ファンド・オブ・ファンズのデメリットの典型といった感じでしょうか。

ファンド・オブ・ファンズが悪いとは言えませんが、幅広くアクティブファンドに投資をするのであれば、株式だけでなく債券や商品に投資をするバランスファンドやファンドラップのほうが効率が良いでしょう。

そして、株式型ファンドで違いを作るとすれば、国・地域の配分比率をもう少し考えた方が良さそうです。

このファンドの運用会社は、基本的に積立投資をするファンドだと言っていますが、このファンドに長期積立投資をするのであれば、世界株のインデックスファンドに積立投資したほうが良いのではないでしょうか。

もう少し、「アクティブファンドに投資をするファンド」の特性を示してほしいと思います。

さらに、ファンド・オブ・ファンズは、ファンド選定が非常に重要です。

このファンドの投資先ファンドを見てみると、正直無難なアクティブファンドに投資をしているという印象です。

ただ、リターンはいまいちでもシャープレシオは1前後で推移しているため、決して悪い運用ではありません。

ファンドの殿堂による評価は【★★】です。

ファンド概要

セゾン資産形成の達人ファンドは、「世界中の成長企業の株式」をアクティブファンド経由で厳選し、長期で高いリターンを狙う“ファンド・オブ・ファンズ型”の株式特化ファンドです。

インデックスより高いリターンを狙いつつ、分散とファンド選定でリスクを抑え、積立・長期保有に向いた設計になっています。

運用手法:ファンド・オブ・ファンズ+アクティブ株式

  1. ファンド・オブ・ファンズとは
    • 自分で個別株を直接買うのではなく、「世界の優秀な株式アクティブファンド」をいくつか組み合わせて運用します。
    • セゾン投信が約3,000本の候補から、投資哲学・投資手法・運用力・実績・コストなどをチェックして「厳選した十数本程度」に絞り込んで組み入れています。
  2. 投資スタイルと銘柄選択
    • 投資先の多くは「個別銘柄選択に特化した長期志向のアクティブファンド」です。
    • それらのファンドは、ビジネスの質(収益力や競争優位性)、経営陣の質や資本配分、長期での成長可能性、といった点を重視して、企業を選別するボトムアップ型の運用を行います。
    • 結果として、「株価の短期的な値動き」ではなく、「企業の長期的な成長」に賭ける運用になっています。
  3. 地域分散とリバランス
    • 世界各国の株式に実質的に分散投資しており、先進国・新興国ともに投資対象です。
    • 地域配分は“時価総額の大きさ”だけでなく、「市場規模」や「投資対象企業の数」など、長期的な投資機会の大きさも考慮して決められます。
    • 「人気のある地域だけに偏らず、あえて人気が低い地域も含めて長期で成長を狙う」姿勢が特徴的です。

ファンドの主なポイント

  1. 世界株式に“これ1本”で分散投資
    先進国・新興国を含む世界中の株式に、このファンド1本で分散投資できます。
    個別株や国別ETFを自分で選ばなくても、世界の成長をまとめて取り込めるのが大きなメリットです。
  2. 優秀なアクティブファンドをまとめて使える
    セゾン投信が、投資哲学や長期実績などを厳しくチェックして選んだアクティブファンドだけを組み合わせています。
    個人ではアクセスしづらい海外の“運用の達人”にも間接的に投資できるイメージです。
  3. インデックス+アルファを狙いたい人向き
    低コストのインデックスファンドだけではなく、「もう少し高いリターンを狙いたい」というニーズに応える商品設計です。
    その分、信託報酬はインデックスファンドより高めですが、「運用の質」に対価を支払う形になります。

ファンドの詳細データ

最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。

タイトルとURLをコピーしました