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ロボット・テクノロジー関連株ファンド(ロボテック) 【魅力的なテーマにも関わらずイマイチ】

肝心のパフォーマンスですが、ここ数年は「可もなく不可もなく」といった印象です。世界株平均と見比べてみても、好調な期間はあるものの、ここ三年ほどのパフォーマンスは低迷しています。
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ピクテ・マルチアセット・アロケーション・ファンド(クアトロ) 【負けない運用ではあるものの、増えてもいない】

ファンドの哲学は「負けない運用」を目指すとのことですが、パフォーマンスはほぼ横ばいです。「負けない運用」とは、下落リスクを低減しつつ中期的に安定した収益を獲得する運用をいいますが、安定したプラス収益が出ないようでは意味がありません。
注目記事

野村 PIMCO・世界インカム戦略ファンド 【個人ではできない債券投資が実現可能】

運用の中身を見てみると、「攻めの資産」として、ハイイールド社債・新興国債券(社債含む)・米国非政府系住宅ローン担保証券・バンクローン・投資適格社債・証券化商品(除く住宅ローン担保証券)に投資を行い、「守りの資産」として、先進国債券・米国政府系住宅ローン担保証券・米国政府関連債に投資しています。
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GS フューチャー・テクノロジー(nextWIN) 【成長株だけでなく安定的な銘柄にも投資】

設定から2年程度はかなり良いパフォーマンスだったものの、ここ最近は低迷しています。要因は銘柄選定によるものです。組み入れ銘柄を見ると、テクノロジー系を代表するGAFAMなどの大型株は入っておらず、比較的規模の小さい銘柄が目立ちます。
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ラサール・グローバルREIT 【銘柄選定力が効いたリートファンド】

ラサール社の銘柄選定力が強いという特徴があります。例えば、銘柄数は約70とある程度集中投資をしており、組み入れ上位には特徴的な銘柄が並びます。産業施設系のプロロジスがトップで7%以上の比率を占めており、他にもデータセンター特化型のリートも多く並んでいます。
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デジタル・トランスフォーメーション株式(ゼロ・コンタクト) 【流行りの言葉を使っただけのテーマ型ファンド】

パフォーマンスを見ると、やはり他のアーク社のファンドやいわゆる「アーク銘柄」と言われるような超高成長株(ハイパーグロース株)の動きの典型といった形です。高成長株は、金利上昇に弱く、ここ数年の金利上昇、利上げの影響をもろに受けたファンドと言えます。
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M・Sグローバル・プレミアム株式 【ディフェンシブ銘柄も多い集中投資型ファンド】

パフォーマンスを見てみると、円ベースの世界株平均には劣り続けています。値動きもあまり平均と大差なく、コスト分だけ負けているといった印象です。配分比率を見ると、銘柄数は36銘柄程度で集中投資をしていることがわかります。
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セゾン資産形成の達人ファンド 【優秀なアクティブファンドを選定】

アクティブファンドに幅広く投資をすることによって、分散されすぎてパフォーマンスがインデックスに近づいてしまい、かつコストも二重にかかっているという理由です。ファンド・オブ・ファンズのデメリットの典型といった感じでしょうか。
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財産3分法ファンド 【日本株・J-REIT・外国債券の3つ】

このファンドのデメリットの一つがここ数年では目立ってしまっています。それは、「海外の株式資産に投資をしていない」という点です。過去数年は日本株式よりもアメリカを始めとした海外株式の方が圧倒的にパフォーマンスが上がっていました。このファンドの株式部分はすべて日本株のため、その値上がりをうまく取れないという点があるのです。
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グローバル・ソブリン・オープン 【金利上昇局面ではパフォーマンス上がらない】

運用の中身を見ると、各国の国債は金利上昇の影響をもろに受けて大きくマイナスになっています。これは金利の動きから見て仕方ありません。そして円安が大幅に進んだことによりそのマイナス分が相殺されています。つまり、為替でなんとかプラスを保っているだけ、ということです。
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のむラップ・ファンド 【野村の「ラップ型」ファンド】

それぞれポートフォリオを見てみると、「保守型」は国内外債券で約75%を占め、残り約25%は株式とREITです。「普通型」では、国内外債券で約50%、株式で約50%です。「積極型」では、国内外債券で約20%、株式が約80%です。
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スマート・ファイブ 【リスクパリティ戦略ファンド】

各資産の組入比率を見ると、日本国債(40%)、金(20%)、海外債券(20%)、高配当株式(10%)、REIT(8%)となっています。やはり、リスクパリティ戦略をとっているため、最もリスクの低い日本国債が最も多い組み入れになっています。
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ファンドスミス・グローバル・エクイティ・ファンド 【もう少しパフォーマンスを見たい】

ファンドスミスとは、英国の「ウォーレン・バフェット」とも呼ばれる著名投資家テリー・スミス氏が、2010年に立ち上げた会社です。運用チームでは、優良企業を比較的割安な水準で購入し、長期保有するという哲学を維持し、それが長期的なパフォーマンスに寄与するという考えを堅持しています。
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サイバーセキュリティ株式 【効率性は良くないもののテーマ性は注目度高い】

テーマ型のため業種に偏りが出ている分、その業種全体の値動きに大きく左右されてしまっています。つまり上下の幅が大きく、値動きが激しいということがわかります。運用の効率性を示すシャープレシオは、0.5以下となっており、効率性は悪いファンドです。
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グローバル・エクスポネンシャル・イノベーション 【他のARK銘柄と似た動きになるか】

こちらのファンドはARK(アーク)社が運用するファンドであるため、他のARK社のファンドとほぼ同じような動きをしています。設定が2021年ということもあり、投資対象である超高成長株が軒並み下落したタイミングと重なっています。
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野村インド株投資 【注目され続けている新興国市場】

人口増加も著しく、GDP成長率も7%を超える成長をし、しかも政治が安定しているという条件です。インド企業も、特にITの業種では世界規模になっており、株式市場も大きくなっています。インド株は、高値圏での推移が続いています。
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グローバル・プロスペクティブ・ファンド(イノベーティブ・フューチャー) 【ARK社のハイパーグロース株ファンド】

2020年は世界株平均を大きく上回り、基準価額も3倍近くまで上昇しています。そうかと思いきや、2021年終わりから2022年にかけて大きく下落し、設定来マイナスになっています。
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たわらノーロード先進国株式 【資産の柱にできるインデックスファンド風のアクティブファンド】

世界平均株式インデックス円ベースよりパフォーマンスは上回っています。つまり全世界株式より先進国株式の方が過去はパフォーマンスが良かったということになります。さらに、運用の効率を示すシャープレシオも高い数字が出ており、優秀ファンドと言えます。
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さわかみファンド 【パフォーマンスは日経平均並み】

現金比率も高いことが特徴で、最新ではポートフォリオの約10%が現金となっています。運用報告書にも書いてある通り、急落のタイミングでの買付を待っているようです。現金比率が高い上にバリュー集中投資という手法で日経平均株価とほぼ同じパフォーマンスというのは上出来です。
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東京海上・円資産バランスファンド(円奏会) 【安定しているものの、ファンドの意味感じられず】

基本配分比率が⽇本債券70%、⽇本株式15%、⽇本REIT15%であり、リスクが大きくなった場合は⽇本株式と⽇本REITの資産配分⽐率を引き下げて運用を⾏う、というコンセプトは良いものの、大きな下落局面で株式などの比率を下げた結果、その後の反発したリバウンドをうまく取れていないということがわかります。