AB・米国成長株投信【パフォーマンス、資産残高も日本トップクラスの初心者向けファンド】

ファンド情報

ファンド概要

主として成長の可能性の高いと判断される米国株式に投資を行い、信託財産の成長を図る。運用にあたっては、企業のファンダメンタルズ分析と株価バリュエーションに基づく銘柄選択を基本。

アライアンス・バーンスタイン株式会社

名前の通り米国の成長株(グロース株)に投資するファンド

現在、日本のアクティブ投資信託で資産残高トップのファンドです。

パフォーマンスも良いファンドで、ここ数年の米国株ブームによって多くの人が保有、もしくはご存じなのではないでしょうか。

しかし、実情を見ると、米国の大型の成長株に投資しているだけといった印象で、資産残高が大きいのは単純に、①米国株のパフォーマンスが良かったこと、②加えて円安の恩恵を受けたこと、③人気商品に群がる心理、などの影響だと思います。

詳しく見ていきましょう。

ファンドの実績

パフォーマンスチャート

出所:Yahoo!ファイナンス

世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。チャートはAB・米国成長株投信Bコース(H無)

組み入れ銘柄上位リスト

銘柄業種組み入れ比率
マイクロソフト米国情報技術9.50%
ユナイテッドヘルス・グループ米国ヘルスケア5.30%
VISA米国金融5.00%
アルファベット米国コミュニケーション・サービス4.80%
アマゾン・ドット・コム米国一般消費財・サービス4.40%
エヌビディア米国情報技術4.10%
モンスター・ビバレッジ米国生活必需品3.20%
バーテックス・ファーマシューティカルズ米国ヘルスケア3.00%
インテュイティブ・サージカル米国ヘルスケア2.90%
フォーティネット米国情報技術2.90%

優秀ファンドではあるものの初心者向けか

パフォーマンスチャートを見ると、過去5年では大きく日経平均や世界株の平均を上回っています。さらに、急激に円安になった為替の影響で値上がりしているのも確かですが、円安の影響も加味した世界株円ベースも大きく上回っています。

過去3年を見ると、少し劣りますが、これは米国の成長株(グロース株)より割安株(バリュー株)の動きがここ直近は良かった結果でしょう。

組み入れ銘柄を見ると、どれも有名な成長株であり、「無難」といった印象です。運用の効率性を表すシャープレシオは、最低限必要と言われている「1」を超えているので問題ありませんが、「超優秀な運用」というほどではないと思います。

つまり、このファンドは、「米国株に投資してみたい。」「何を買ったらいいかわからないけど海外株に投資したい」といった投資初心者向けでしょう。

米国株にある程度知識のある方は、わざわざファンドで購入しなくても個別銘柄のポートフォリオを組んだ方が良いと思われます。

買える金融機関一覧

73社
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