グローバルESGハイクオリティ成長株式『未来の世界』【ESGという聞こえは良いが】★

ファンド情報

主としてわが国および新興国を含む世界の金融商品取引所上場株式(上場予定を含む)に投資を行う。ポートフォリオの構築にあたっては、投資アイデアの分析・評価や、個別企業の競争優位性、成長力、ESG(環境、社会、企業統治)への取り組みなどの評価に基づき選定した質の高いと考えられる企業の中から、市場価格が理論価格より割安と判断される銘柄を厳選して投資を行う。原則として、為替ヘッジを行わない。ファミリーファンド方式で運用。7月決算。

アセットマネジメントOne株式会社
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ファンドの評価とパフォーマンス

「ESG投資」ファンド

ESG投資とは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つの要素を重視した投資方法のことです。

ESG投資は、企業の業績を評価する上で、企業が環境保護に努めているか、労働環境が優れているか、企業統治が健全かなどを考慮します。

企業と社会にとって有益なものへ投資することで、社会的なインパクトを生み出すという点で、今後の投資のトレンドとして注目されているようです。

組み入れは米国が約5割で、残りはほぼ欧州となっており、世界株平均とは大きく異なります。

業種別では金融が多いものの、分散されています。

ブレが大きく、長期保有には不向き

パフォーマンスを見てみると、為替を考慮した世界株や日経平均にも劣っています。

本来ESG投資は社会的貢献だけでなく、投資パフォーマンスも良いとされているはずなのですが。

運用報告書には、「ESG課題への取り組みに優れ、財務内容が良好で、外部環境変化の影響を受けにくい企業」に投資すると書いてありますが、最初のESGという条件がパフォーマンスに結びついていない要因でしょう。

そして数値面で目立つのが、そのリスクの高さです。

リスクは年率20%と高く、他の海外株ファンドの中でも高リスクです。

つまり、リターンのブレがとても大きく、長期運用先としては効率的ではありません。

実際、シャープレシオは1を下回る期間が多く、0.5前後での推移となっています。

ファンドのESGという謳い文句は聞こえはいいものの、アクティブファンドの実績としては良くないと言えます。

ファンドの殿堂による評価は【★】です。

ファンド概要

「グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)(愛称:未来の世界(ESG))」は、世界中の株式に投資し、ESG(環境・社会・企業統治)を重視した成長企業を選ぶアクティブ型ファンドです。

2020年7月に設定され、アセットマネジメントOneが運用しています。

運用手法

ファンドマネージャーは、投資アイデアの分析から始め、企業の競争優位性・成長力・ESG取り組みを評価して「質の高い」企業を選びます。

その中から、株価が理論価格より割安な銘柄を厳選してポートフォリオを構築します。

ファミリーファンド方式でマザーファンド経由で株式に実質投資し、市場平均を上回るリターンを追求します。現在、資産の94%が海外株式です。

主な特徴

  • ESGを成長の源泉と捉え、環境問題解決や社会貢献に積極的な企業を優先的に選びます。
  • ハイクオリティ成長株中心で、過去には1年で+63.50%の上昇実績もありますが、下落時は-27.94%のリスクも。
  • 信託報酬は年1.848%(税込)とアクティブ運用並みで、購入時手数料は最大3.3%(税込)。

実績とリスク

リターンは、3年年率でカテゴリー平均を上回る一方、短期変動が大きいです。

株式中心のため株安や為替変動で元本割れの可能性があり、分散投資の一環としてなら検討を。

ファンドの詳細データ

最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。

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