ダイワJ-REITオープン【運用効率も悪く、インデックスとも連動せず】

ダイワJ-REITオープン ファンド情報

ファンド概要

主要投資対象は、日本の金融商品取引所上場(上場予定含む)の不動産投資信託受益証券および不動産投資法人の投資証券。投資成果を「東証REIT指数」(配当込み)に可能な限り連動させるため、組入銘柄を同指数構成銘柄とし、組入比率は高位に保つ。

大和アセットマネジメント株式会社

日本のリート(J-REIT)に幅広く投資

こちらのファンドは、「東証REIT指数」をベンチマークとした日本のリートファンドです。

ベンチマークに可能な限り連動させるため、組入銘柄を同指数構成銘柄にしており、ある意味、東証REIT指数のインデックスファンドのような役割を果たそうとしているファンドです。

J-REITに投資するファンドでは、日本で純資産総額の多いファンドとして有名です。設定も2004年であり、かなり長い運用実績があります。

特にJ-REITが株式など他の資産よりパフォーマンスが良かった時期であり、かつ銀行などで毎月分配型ファンドの人気が出始めた時期から運用しており、純資産残高もかなり伸びました。

引き続きこのファンドでは毎月分配型が人気のようですが、パフォーマンスはどうなんでしょうか。見てみましょう。

ファンドの実績

パフォーマンスチャート

出所:Yahoo!ファイナンス

世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算

組み入れ銘柄上位リスト

銘柄業種組み入れ比率
日本ビルファンド日本オフィス不動産6.40%
ジャパンリアルエステイト日本オフィス不動産5.40%
野村不動産マスターF日本各種不動産5.00%
日本プロロジスリート日本工業用不動産4.70%
GLP投資法人日本工業用不動産4.40%
日本都市ファンド投資法人日本店舗用不動産4.30%
大和ハウスリート投資法人日本各種不動産3.90%
オリックス不動産投資日本オフィス不動産3.30%
ユナイテッド・アーバン投資法人日本各種不動産3.20%
アドバンス・レジデンス日本住宅用不動産3.00%

J-REITのインデックスファンドでは決してない

ベンチマークである東証REIT指数に連動はしているものの、パフォーマンスは大きく劣っています。

チャートは株式指数との比較ですが、それにも大きく差が開いています。

ここ直近はリートのパフォーマンスが株式ほど良くないという市場の影響が大きいですが、ベンチマークとも差が開いており、他にも運用パフォーマンスの差もあります。

例えば、運用の効率性を示すシャープレシオは、3年5年見ても低位で推移しており、運用が効率的に行われているかといえば、そうではありません。

リートは高利回り資産ではあるものの(約4%程度)、それを含めたパフォーマンスを見てもあまり良いとは言えないのが実情です。

このファンドを保有している方は、他の資産に切り替えたり、運用先を見直すタイミングかもしれません。

買える金融機関一覧

52社
楽天証券
PayPay銀行
イオン銀行
富山第一銀行
岩手銀行
沖縄銀行
福井銀行
証券ジャパン
auカブコム証券
あかつき証券
きらぼしライフデザイン証券
もみじ銀行
リテラ・クレア証券
中原証券
内藤証券
南都まほろば証券
四国銀行
岡三証券
岩井コスモ証券
松井証券
湘南信用金庫
益茂証券
豊和銀行
長野銀行
関西みらい銀行
SBI証券
あおぞら銀行
おかやま信用金庫
ひろぎん証券
みずほ証券
みずほ銀行
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佐賀共栄銀行
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大和証券
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岡崎信用金庫
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