ファンド概要
インドの金融商品取引所に上場されている消費関連株式を主要投資対象とし、信託財産の成長を目指す。企業分析を重視したボトム・アップ・アプローチを基本として、高収益・高成長が続くと見込まれる銘柄を選択し、ポートフォリオを構築。原則として、為替ヘッジは行わない。ファンドオブファンズ方式で運用。2、8月決算。
イーストスプリング・インベストメンツ株式会社
インドの内需株へ投資を行うファンド
高い経済成長しているインド株、なかでも「消費」をテーマに投資を行うアクティブファンドです。
経済成長率の高いインドは、豊富な若年層を有する人口動態、所得の増加、急速な都市化などに支えられ、長期的に消費の拡大が続くことが期待されています。
それによる消費関連銘柄の株価が上昇すると見込んだ戦略を取るファンドです。
具体的には、組み入れ銘柄数は70〜80銘柄程度で、自動車関連企業や医薬品関連、金融機関や家庭用品メーカーなどの業種が多くを占めています。
総じて、大型株の内需関連株を保有しているポートフォリオとなっています。
インドの経済成長により国内での消費が活発になり、消費関連企業の売上が上がり株価が上昇する、というわかりやすい構図となっています。
ファンドの実績
パフォーマンスチャート
出所:Yahoo!ファイナンス
世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。
組み入れ銘柄上位リスト
順位 | 銘柄名 | 国 | 業種 | 組入比率 |
---|---|---|---|---|
1位 | バイティ・エアテル | インド | 電気通信サービス | 6.60% |
2位 | サン・ファーマシューティカル・インダストリーズ | インド | 医薬品・バイオテクノロジー・ライフサイエンス | 6.60% |
3位 | ICIC銀行 | インド | 銀行 | 5.40% |
4位 | ヒンドゥスタン・ユニリーバ | インド | 家庭用品・パーソナル用品 | 4.20% |
5位 | マルチ・スズキ・インディア | インド | 自動車・自動車部品 | 4.10% |
6位 | アベニュー・スーパーマーツ | インド | 生活必需品流通・小売り | 3.90% |
7位 | HDFC銀行 | インド | 銀行 | 3.00% |
8位 | ゴドレジ・コンシューマー・プロダクツ | インド | 家庭用品・パーソナル用品 | 2.70% |
9位 | TVSモーター | インド | 自動車・自動車部品 | 2.60% |
10位 | エンバシー・オフィス・パークスREIT | インド | エクイティ不動産投資信託(REIT) | 2.60% |
SENSEX指数を超えるリターンを実現
新興国ファンドでは珍しく、銘柄選定と売買の頻度が比較的多いファンドです。
インドを代表するグローバル企業の組み入れはせず、あえて内需関連株に特化しています。
そして、直近のパフォーマンスはとても良いです。
インド株指数の代表であるSENSEX指数と比較しても、それを上回って推移しています。
つまり、好調なインド株に投資しているというだけでなく、その中でもしっかりと銘柄選別を行いインデックスよりも良いリターンをあげられているファンドです。
シャープレシオも1.6ととても高く、他のインド株ファンドと比べても優秀なアクティブファンドだと言えます。
とはいえ、インド市場の影響は受けてしまうため、絶好調なパフォーマンスと言えどもパフォーマンスがインドの状況によっては大きく左右される可能性があることに留意しましょう。
買える金融機関一覧
15社 |
---|
楽天証券 |
auカブコム証券 |
PayPay証券 |
PayPay銀行 |
三菱UFJ銀行 |
京都銀行 |
北洋証券 |
岡三証券 |
岩井コスモ証券 |
東洋証券 |
松井証券 |
池田泉州TT証券 |
SBI証券 |
マネックス証券 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |