ファンド概要
主要投資対象は、日本企業の株式。割安と判断される魅力的な銘柄を発掘し、信託財産の成長を目標に積極的な運用を行う。通常時においては、30銘柄から50銘柄程度に投資することを基本とする。原則として保有する円建て資産に対し、円売り、米ドル買いの為替取引を行う。ファンドオブファンズ方式で運用。毎月10日決算。
三井住友DSアセットマネジメント株式会社
バリュー重視の日本株に米ドル建で投資
このファンドは、日本株に投資し、為替ヘッジ取引を用いて様々な通貨建てで実質的に投資ができるアクティブファンドです。
そのなかの米ドル建で日本株へ投資を行います。
ポートフォリオは、30銘柄程度の銘柄へ集中しており、その選定基準は割安性(バリュー株)重視となっています。
運用方針としては、フリーキャッシュフロー利回り、資産や利益等からの株価の割安度を評価し、バリュー重視で抽出した銘柄の中から、事業の将来性、経営⼒、財務内容等を勘案して今後の株価上昇が期待できる銘柄を厳選して、ポートフォリオを構築しています。
また同⼀セクター内でも業績格差が拡⼤する傾向が続くとみていることから、業績⾒通しを精査し、堅調な業績が⾒込める企業への選別投資を進めています。
特徴としては、市場平均に比べて、業種別配分では、不動産業、医薬品、石油・石炭製品などが多くなっています。
ファンドの実績
パフォーマンスチャート
出所:Yahoo!ファイナンス
世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。
組み入れ銘柄上位リスト
銘柄 | 銘柄コード | 業種 | 組み入れ比率 |
---|---|---|---|
日本製鉄 | 5401 | 鉄鋼 | 4.43% |
武田薬品工業 | 4502 | 医薬品 | 4.32% |
三菱重工業 | 7011 | 機械 | 4.29% |
日本電気 | 6701 | 電気機器 | 4.28% |
富士通 | 6702 | 電気機器 | 4.28% |
信越化学工業 | 4063 | 化学 | 4.23% |
三菱商事 | 8058 | 卸売 | 4.22% |
日立製作所 | 6501 | 電気機器 | 4.22% |
伊藤忠商事 | 8001 | 卸売 | 4.21% |
アステラス製薬 | 4503 | 医薬品 | 4.10% |
日本株高+円安の恩恵
パフォーマンスを見ると、特にここ直近の動きは大変好調です。
過去5年や3年で見ると、TOPIXの動きを大きく上回り、更には世界株平均にも並ぶ好パフォーマンスとなっています。
これには、日本株が上昇したことに加え、円安の影響も出ています。
そして、為替を考慮しない日本株の運用パフォーマンスでも、決してTOPIXに劣らず、基本的にはそれを上回るリターンがあがっています。
しかし、日本株の動きに加えて為替の影響も受けることから、ファンドの値動きであるリスクは大きめになっています。
かなりの高リターンとなっているものの、リスクは18%~20%と、日本株の市場平均や為替を考慮した先進国株よりも大きい値動きです。
それは集中投資している運用の影響もあります。
ただ、リスクが高い以上にリターンが高いため、シャープレシオは常に「1」を超え、過去3年平均では1.8と、とても高くなっています。
今後は、ドル円や日本株の影響が大きくリスクも大きいことが想定されるものの、引き続き高パフォーマンスが期待されるアクティブファンドです。
買える金融機関一覧
29社 |
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