ロボット・テクノロジー関連株ファンド『ロボテック』【テーマは魅力的だが】★

ファンド情報

日本を含む世界のロボット関連企業の株式に投資する。「高度な技術力」、「強力な経営陣」、「価格決定力および業績上方修正の可能性」等を考慮して選定した組入候補銘柄の中から、アクサ・インベストメント・マネージャーズの企業調査機能等を活用し、ポートフォリオを構築する。原則として、為替ヘッジを行う。ファンドオブファンズ方式で運用。9月決算。

大和アセットマネジメント株式会社
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ファンドの評価とパフォーマンス

米国・日本を中心にロボット関連企業へ投資

こちらのファンドは、名前の通りロボット関連企業へ投資を行うファンドです。

投資先は、米国企業が約60%、日本が15%、残りは欧州や台湾などの企業です。

具体的には、ロボット関連産業、製造業・運輸・ヘルスケアなどの分野で自動化を行う企業、これらの企業の技術を下支えする半導体企業やソフトウェア企業などの銘柄を組み入れています。

業種別比率としては、半導体関連が最も多く、ヘルスケア関連やソフトウェア関連企業が多くなっています。

個別銘柄では、アマゾン・ドット・コムやキーエンスのような大型株からシリコン・ラボラトリーズやグローバス・メディカルなどの中小型株にも幅広く投資しています。

ここのところ半導体やヘルスケア関連企業の株価は堅調で、ロボットというテーマにも注目が浴び続けられています。

テーマ型ファンドとはいえ、内容は幅広く投資を行う株式ファンドといったところですが、パフォーマンスを振り返ってみましょう。

運用効率かなり悪い

肝心のパフォーマンスですが、設定来は苦戦している状況です。

過去5年の平均リターンは年率2%台とかなり低く、過去3年でも9%と世界株平均などと比べても大きく負けています。

リスクについては、年率17%程度と、これは平均並の値動きです。

運用の効率性を示すシャープレシオについても、0.1~0.5と他のアクティブファンドと比べてもかなり低い数字です。

つまり、リスクは相応に負っているがリターンは低い、という運用成果です。

ファンドのテーマや組み入れ上位の銘柄を見れば、もう少しパフォーマンスは良くなるはずですが、そうはなっていません。

要因としては、テーマを絞ってるとはいえ業種が幅広くなってしまっていること、銘柄入れ替えのタイミングがあまり良くなかったことなどが挙げられます。

「ロボット」というテーマや、「半導体」「ヘルステック」といった業種は引き続き魅力的であるものの、アクティブファンドとしての価値はあまり高いとは言えません。

シャープレシオの数値の改善が見られれば別ですが、同じジャンルでもシャープレシオがもっと高い他のアクティブファンドはたくさんあるため、そちらから選んだほうが得策でしょう。

ファンドの殿堂による評価は【★】です。

ファンド概要

ロボット・テクノロジー関連株ファンド(愛称:ロボテック)は、日本を含む世界のロボット関連企業の株式に投資し、ロボット・AI・自動化の成長を取り込みながら値上がり益を狙うアクティブファンドです。

投資対象とロボット関連企業のイメージ

ファンドが言う「ロボット関連企業」とは、産業用ロボット、サービスロボット、工場の自動化装置、センサー・半導体、AIソフトウェアなど、ロボット技術や自動化でビジネスを展開する企業です。

具体的な組入上位例として、エヌビディア(GPU・AI半導体)、アマゾン・ドット・コム(物流自動化・ロボティクス)、キーエンス(センサー・自動化機器)、シュナイダーエレクトリック(産業オートメーション)など、テクノロジー色の強い大型株が含まれています。

国・地域は米国・日本・欧州など先進国中心で、成長性の高いIT・半導体・資本財セクターへの偏りが大きくなりやすい構造です。

運用手法

ファンド・オブ・ファンズ形式をとり、実際にはロボット関連株に投資する複数の投資信託(サブファンド)を通じて運用を行います。

中長期的にロボット関連事業が企業業績に大きな影響を与えると期待される企業を絞り込み、高度な技術力・強い経営陣・価格決定力・業績上方修正の余地などを重視して銘柄候補を選定します。

アクサ・インベストメント・マネージャーズなど海外運用会社の企業調査機能を活用し、ボトムアップ型で銘柄を選び、株価の上昇期待度や割高・割安感を見ながら組入比率を決めるアクティブ運用です。

ファンドの詳細データ

最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。

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