主として米国の金融商品取引所に上場している企業の株式に投資を行い、信託財産の中長期的な成長を目指す。投資対象には、米国以外の国(日本を含む)において上場している企業の株式を含む。銘柄選定は、企業の収益成長性や配当に着目。キャピタル・グループのグローバルな調査力・運用力を活用する。原則として、為替ヘッジは行わない。ファミリーファンド方式で運用。10月決算。
キャピタル・インターナショナル株式会社
ファンドの評価とパフォーマンス
徹底した企業分析を行う米国株ファンド
こちらのファンドは、運用会社であるキャピタル・グループの企業調査力により、徹底した個別銘柄の分析を行うアクティブファンドです。
ポートフォリオは、銘柄数は約200銘柄とかなり多く、業種別では、最も多いのが情報技術、次いで資本財・ サービス、ヘルスケア、コミュニケーション・サービス、金融と続きます。
ここまでは市場平均とあまり差異はなく、幅広く米国株に投資を行っていることがわかります。
しかし、組み入れの個別銘柄を見ると、運用会社の企業調査力が見て取れます。
組み入れ上位の銘柄は、マイクロソフトやブロードコム、メタ・プラットフォームズやアルファベットなど、市場平均でも上位に並ぶ銘柄も多い一方で、GEエアロスペースやRTXといったやや時価総額が低めの銘柄でも上位に並んでいます。
これは、徹底した企業調査の結果とも言え、基本的には指数に似たポートフォリオでありながら細かいところで運用のこだわりのようなものが見られます。
売買回転率は0.7程度で、基本的には頻繁な入れ替えは行われていません。
低リスク高リターンが実現
ファンドのパフォーマンスは、かなり優秀です。
まず、リターンはS&P500などと比べ高く、円ベースで上回っています。
中期的には平均年率28%ほどの高リターンがあげられています。
短期的な動きで見ても基本的には指数を上回る推移をしており、かなり良いパフォーマンスとなっています。
そして、ファンドの値動きが市場平均よりも抑えられているということが最大のポイントです。
リスク値は平均15%前後と、常に市場平均よりも低く値動きを抑えつつもリターンがあげられているのがわかります。
効率性を示すシャープレシオもその結果とても高く、2近い数字となっています。
つまり、リスクを低く抑えつつも高いリターンが実現できている優秀な米国株ファンドと言えます。
さらに、このファンドは、過去の動きを見る限り、しっかりと市場平均の動きに追随しつつも、常に勝ち続けていることがわかります。
そのため、今後のパフォーマンスにも十分期待でき、米国株アクティブファンドとして長期的に投資する価値があると思われます。
ファンドの殿堂による評価は【★★★】です。
ファンド概要
インベストメント・カンパニー・オブ・アメリカ(ICA)は、米キャピタル・グループ(American Funds)の伝統的な大型株ファンドで、「長期的な値上がり益+将来のインカム(配当)」の両方を狙うコア株式ファンドです。
米国大型株を中心に、配当実績のある“質の高い企業”へ分散投資するアクティブ運用という点が最大の特徴です。
運用手法
- 投資対象のイメージ
- 主に「配当実績があり、今後も配当を増やしていけそうな大企業」の普通株に投資。
- 大型株が中心で、IT・ヘルスケア・工業・金融など、米国経済を支える主要セクターに幅広く投資。
- セクター・銘柄分散
- セクター上位は、情報技術、ヘルスケア、工業、金融などにバランスよく分散。
- 組入銘柄数は約200銘柄前後と、多めに分散しつつも、マネージャーの「高い確信度のある銘柄」に比重を置くスタイル。
- キャピタル・グループ独自の「マルチマネージャー制」
- 一つのファンドを複数のポートフォリオ・マネージャーで分担運用し、それぞれが自分の“ベストアイデア銘柄”でサブ・ポートフォリオを組む仕組み。
- アナリストも一部資産を実際に運用することで、リサーチと実運用を近づける設計になっている。
- 売買回転率
- 直近の年間売買回転率は低く、短期売買よりも「中長期でじっくり保有」する運用スタイル。
ファンドの特徴(強みと性格)
- 「成長+インカム」を両立する大型株ファンド
- 株価の成長ポテンシャルに加え、「将来の配当成長」にも注目した銘柄選びが特徴。
現在の高配当“オンリー”ではなく、「今後も配当を増やせる企業」を重視するため、成長株と配当株のバランスが取れたポートフォリオになりやすい。
- 株価の成長ポテンシャルに加え、「将来の配当成長」にも注目した銘柄選びが特徴。
- コア資産として使いやすい分散性
- 米国株が中心だが、海外株も一部組み入れることで、セクター・地域ともにある程度分散。
- 「米国大型株のコアファンド」として、長期積立や老後資金づくりの土台になりやすい設計。
- 伝統と長期実績
- 1934年設定で、景気循環・戦争・インフレなど、90年以上にわたる様々な局面を乗り越えてきた長期トラックレコードを持つ。
- 長期の年率リターンも、米国株市場の成長を取り込みながら、株主に「成長+配当」の果実を提供してきた実績がある(例:10年平均リターンが10%前後というデータ)。
ファンドの詳細データ
最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。


