米国エネルギー革命関連ファンド『愛称:エネルギーレボリューション』【MLP特化型アクティブファンド】

ファンド情報
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ファンド概要

主要投資対象は、米国の金融商品取引所に上場されているエネルギー関連事業等に投資するMLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)、および残存期間の短い公社債やコマーシャル・ペーパー等の短期有価証券。実質組入外貨建資産については、為替ヘッジを行わない。ファンドオブファンズ方式で運用。11月決算。

野村アセットマネジメント株式会社

パイプラインMLPのアクティブファンド

米国エネルギー革命関連ファンド(愛称:エネルギーレボリューション)は、主に米国の金融商品取引所に上場されているエネルギー関連事業に投資するMLP(マスター・リミテッド・パートナーシップ)を主要投資対象とした投資信託です。

MLPは、米国で行われている共同投資事業形態の一つで、総所得の90%以上をエネルギー関連事業等からの収入や関連資産からの金利・配当等で得ている企業が該当します。

また、MLPから株式会社へと形態を変更し、同事業を継続する企業の株式も投資対象に含まれます。

主な特徴

  • 高水準のインカムゲイン(分配金収入)の確保と中長期的な信託財産の成長を目的とした運用。
  • 投資形態は「ファンド・オブ・ファンズ方式」で、複数の投資信託を組み合わせて運用。

主要投資対象は、米国の金融商品取引所に上場されているエネルギー関連MLPおよび関連株式です。

ポートフォリオ構築の特徴として、トップダウン分析(マクロ経済や業界動向の分析)とボトムアップ分析(個別銘柄の詳細分析)を組み合わせて投資銘柄を選定しています。

MLP関連ファンドでは数少ないアクティブ運用を行うファンドです。

米国エネルギー革命関連ファンドは、米国のエネルギーインフラやシェール革命などの成長を取り込むことを目的とし、MLPを中心に分散投資を行うアクティブ型ファンドです。

高いインカムゲインと中長期的な資産成長を目指し、トップダウン・ボトムアップ両面から銘柄選定を行う点が特徴です。

ファンドの実績

パフォーマンスチャート

出所:Yahoo!ファイナンス

世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。

組み入れ銘柄上位リスト

銘柄業種組み入れ比率
ENBRIDGE INC米国パイプライン10.70%
KINDER MORGAN INC米国パイプライン10.30%
HESS MIDSTREAM LP米国パイプライン9.40%
PLAINS GP HOLDINGS LP米国パイプライン9.30%
ONEOK INC米国パイプライン9.20%
WILLIAMS COS INC米国パイプライン9.10%
TARGA RESOURCES CORP米国パイプライン9.10%
CHENIERE ENERGY INC米国パイプライン8.30%
ANTERO MIDSTREAM CORP米国パイプライン7.60%
DT MIDSTREAM INC米国パイプライン4.00%

ファンドの特徴とパフォーマンス

このファンドは、MLPに特化したアクティブファンドと一部インデックスファンドに投資をしています。

アクティブファンド部分は全体の4分3程度で、インデックス部分の投資先はアレリアン MLP ETFであり、4分の1程度です。

一言で言えばMLPに投資するファンドですが、なかでも原油やガスの輸送に特化したパイプラインのMLPに特化しています。

そういったMLPは、業績変動が比較的大きくなく、利回りも高いことが特徴です。

実際、ポートフォリオの利回りは8%近く、米国好配当株と比べてもかなり高いことがわかります。

パフォーマンスは、近年MLPの価格上昇の影響もあり、かなりの高パフォーマンスとなっています。

過去3年、5年で見ても世界株指数やS&P500を大きく上回るリターンです。

ただ、リスクも大きく、年率で20%を常に超えています。

シャープレシオは、リスクが大きいにも関わらずリターンが非常に高いため、1.5程度とかなり効率的にはなっています。

MLPに特化したファンドということもあり、米国のMLP全体の影響や原油・ガスなどのエネルギー価格にも影響されやすいパフォーマンスとなります。

買える金融機関一覧

12社
楽天証券
みずほ銀行
七十七証券
七十七銀行
三十三銀行
中銀証券
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広島信用金庫
清水銀行
西日本シティTT証券
SBI証券
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