主に世界の高配当利回りの公益株(電力・ガス・水道・電話・通信・運輸・廃棄物処理・石油供給などの企業)に投資を行い、中長期的な信託財産の成長を図る。特定の銘柄や国に集中せず分散投資することで、リスクの低減を図る。原則として、為替ヘッジを行わない。ファンドオブファンズ方式で運用。8月決算。
ピクテ・ジャパン株式会社
ファンドの評価とパフォーマンス
世界中の高配当・ディフェンシブ銘柄に分散投資
ピクテ・グローバル・インカム株式ファンドは、高配当株に投資をするファンドです。言いかえれば「ディフェンシブ銘柄」に幅広く投資をしています。
ディフェンシブ銘柄とは、通信業者や電気・ガス・水道などのインフラ企業が多く、景気の良し悪しに影響されづらいという特徴があります。
日本のほとんどの金融機関で販売されており、資産残高も日本トップクラスです。
組み入れは、世界中に分散しており、米国が約7割、残りは欧州や新興国、日本などとなっています。
国別では、時価総額ベースで世界株指数に近い比率となっています。
長期分散投資に向いており、インカムゲインがほしい人にも
成長株優位の局面でも、割安株優位の局面でも安定的にパフォーマンスが上がっています。
さらに、円安メリットだけで値上がりしている多くのファンドと違い、しっかりと円ベースでも世界株平均についていっています。
このファンドは世界中の高配当株・ディフェンシブ銘柄にかなり分散して投資しているため、アクティブファンドというよりインデックスファンドに近いものの、しっかりと銘柄選定がされている様子です。
そして、このファンドの最大の特徴は、そのリスクの低さです。
リスクは年率10〜13%程度となっており、これは円ベースの世界株平均や米国株のリスクよりも低い数値です。
ディフェンシブ銘柄中心のポートフォリオのためこれは当然とも言えますが、長期投資ではこの値動きをいかに抑えるか、が非常に重要です。
このファンドには毎月分配が出るコースもあり、定期的なインカム収益がほしい人にも向いていると思います。
注意点としては、高配当株やディフェンシブ銘柄は長期で投資しないと意味ないと言っていいほどなので、短期的な利益を狙いたいという人には向いていません。
基本的に買ったら、目先の上げ下げに一喜一憂せず、ずっと保有し続けるつもりでいましょう。
ファンドの殿堂による評価は【★★★】です。
ファンド概要
ピクテ・グローバル・インカム株式ファンドは、世界の高配当利回りの公益株に主に投資するファンドで、安定した分配金と成長を目指します。
初心者から中級者向けに、景気変動に強い公益企業を選んで分散投資するのが特徴です。
投資対象
主に高配当利回りの公益株を選び、電話・通信・運輸・廃棄物処理・石油供給なども含みます。
日常生活に欠かせないサービスなので、景気の波に左右されにくく、収益基盤が安定しています。
特定の国や銘柄に偏らず、世界全体で分散投資してリスクを抑えます。
運用手法
ピクテ独自の定量分析(配当利回り・低ボラティリティ・流動性)と定性分析(収益力・経営陣・ESG)を組み合わせ、ベンチマークに縛られずポートフォリオを構築します。
ファンドオブファンズ方式で、市場環境に応じて株式比率を調整(フレックス戦略の型あり)。
原則為替ヘッジなしで、毎月(または指定頻度)決算時に分配金を出します。
主な特徴
- 安定した配当収入: 公益株の高い利回りで、過去データでは配当が積み上がりやすい。
- 低リスク志向: デフォルト率が低く、10年リターンが安定(過去20年でプラス傾向)。
- 成長ポテンシャル: データセンター需要増や電化進展で電力需要拡大が見込まれ、中長期成長期待。
ファンドの詳細データ
最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。


