次世代通信関連 世界株式戦略ファンド『THE 5G』【パフォーマンス良い時期あるも効率性は悪い】★★

次世代通信関連 世界株式戦略ファンド(THE 5G) ファンド情報

日本を含む世界の次世代通信関連企業の株式に投資する。「次世代通信関連企業」とは、通信技術の発展によって業績面で恩恵を受けることが期待される企業をいう。主要投資対象ファンドにおける投資銘柄は、次世代通信関連企業の中から、ファンダメンタルズ分析を通じて、成長性や株価の割安度を検証したうえで選定する。原則として為替ヘッジは行わない。ファンドオブファンズ方式で運用。1月決算。

三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社
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ファンドの評価とパフォーマンス

5G関連企業に投資するテーマ型ファンド

「5G(第5世代移動通信システム)」の普及によって業績面で恩恵を受ける銘柄に投資するファンドです。

ぱっと思い浮かばないかもしれませんが、わかりやすく言うと「情報技術や半導体関連企業に投資するファンド」といったところでしょうか。

もちろんテーマ型ファンドなので、パフォーマンスの良し悪しは市場全体の動きに加え、市場でのテーマの流行り廃りというものが大きく影響されます。

ポートフォリオでは、半導体メーカーやIoT(モノのインターネット)関連企業などに幅広く投資しており、日本の企業も積極的に組み入れています。

IoTは、「第4次産業革命」と呼ばれる産業構造の変化をもたらし、社会に大きな影響を与えるといわれています。最先端のハイテク技術の基盤となる5Gの戦略的重要性は高く、技術優位性を確保するための5G関連投資が続けられるとみています。

パフォーマンスを見てみましょう。

特徴的なテーマ型ファンドの動き

パフォーマンスチャートを見ると、一見良さそうにも見えますが、一時的に良かっただけという印象です。

2020年、2021年に大きな伸びを見せています。この時期は米国株、特にテクノロジー関連企業が絶好調でした。

このファンドの組み入れ対象である5GやIoT関連企業も大きく伸びた影響をうまく受けています。

しかし、それ以外の時期はどうでしょうか。

せっかく2020年2021年の大きな上昇を取れたにも関わらずその後大きく下落し、市場平均とほぼ同じくらいのパフォーマンスになっています。

そして2025年から直近はまた大きく値上がりしています。

まさにテーマ型ファンドの特徴的な動きをしており、市場の話題性があるときは大きく上昇し、話題性が薄れると大きく下落する、ということです。

また、ファンドの運用の効率性を示すシャープレシオは、過去5年で見ると0.5程度になっており、かなり低いです。

このように、好調と不調の違いがはっきりしている、つまりリターンが安定しておらずブレが目立つファンドはリスクが高いということになります。

実際リスク値は年率25%を超えており、いくら短期的にリターンがあがっているとはいえ中長期的に保有するには注意が必要です。

ファンドの殿堂による評価は【★★】です。

ファンド概要

次世代通信関連 世界株式戦略ファンド(愛称:THE 5G)は、5Gやその先の「次世代通信」で恩恵を受ける世界中の企業の株式に投資し、中長期の値上がりをねらうアクティブ型のテーマファンドです。

ファンド・オブ・ファンズ方式で、米ニューバーガー・バーマン運用の外国投信を通じて世界株に投資するのが大きな特徴です。

運用手法と投資対象

主要投資対象ファンドでは、世界の上場企業の中から次のような銘柄を選別します。

  • 通信キャリア、基地局・光ファイバーなど通信インフラ企業
  • 5G対応半導体・通信機器メーカー
  • IoT関連、クラウドサービス、データセンターなど、5G普及で需要が増える企業

銘柄選定はファンダメンタルズ分析が中心で、業績の成長性や株価の割安度などを総合的に評価して投資します。

ファンドの特徴

  • テーマ性がはっきり
    • 「5G・次世代通信」という長期トレンドに特化しており、どんな成長ストーリーに賭けているファンドかが明確。
  • 世界分散 × テクノロジー
    • 日本を含む世界中の関連企業に投資するため、1国だけに比べて地域分散が効いている。
  • アクティブ運用
    • 単に指数に連動するのではなく、成長性や割安度を見て銘柄を絞り込む“目利き型”運用。
  • 為替ヘッジなし
    • 通貨はほぼ「そのまま」受ける設計で、円安なら追い風、円高なら逆風になりやすい。

コストとリスク

  • 主なコスト
    • 購入時手数料:最大3.30%(税込)
    • 信託報酬:純資産総額に対して最大年2.20%程度(税込)
    • 信託財産留保額:購入・解約時に最大0.1~0.5%程度がかかる場合あり​
  • 主なリスク
    • 価格変動リスク:株式が中心のため、相場急落時には基準価額も大きく下落し得る。
    • 為替変動リスク:為替ヘッジを原則行わないため、円高局面では円ベースの基準価額が押される可能性。
    • テーマリスク:5G・次世代通信関連は成長期待が高い一方で、規制や競争激化、技術革新の変化で業績が大きくぶれることもあり得る。

ファンドの詳細データ

最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。

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