ファンド概要
主要投資対象は、国内外の株式及び債券。インデックス型の外国投資証券への投資を通じて、世界30カ国以上の株式および10カ国以上の債券に実質的に分散投資を行う。株式と債券の基本資産配分比率は、原則として50%ずつとする。原則として、為替ヘッジは行わない。
セゾン投信株式会社
分散投資を徹底しているファンド
こちらのファンドは、セゾン投信というあまり大きくはない運用会社が設定したバランス型ファンドです。
①資産配分比率は株式 50%、債券 50%
原則として、投資対象ファンドを通じて株式と債券へ半分ずつ投資することにより、リスクを抑えながら安定したリターンの獲得を目指します。
②国際分散投資
インデックスファンドへの投資を通じて、世界各国の株式および債券に実質的に分散投資します。
投資対象ファンドへの配分比率は、各地域の株式および債券市場の時価総額(規模)を勘案して決定します。また、配分比率は適宜見直しを行います。
③低コストのインデックスファンドに投資
ローコスト・ハイクオリティ運用で定評のあるバンガードのインデックスファンドの中から、資産規模、運用実績、コストなどの面から厳選したファンドに投資を行います。
以上3つが大きな投資方針となっています。わかりやすく言うと、インデックスファンドの組み合わせファンドというところでしょうか。
そのため、アクティブファンドというよりかはファンドラップのようなイメージに近く、コストも抑えめになっています。
バランス型なので、うまくリスク分散されている印象ですが、パフォーマンスはどうなんでしょうか。
ファンドの実績
パフォーマンスチャート
出所:Yahoo!ファイナンス
世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算
組み入れ銘柄上位リスト
銘柄 | 国 | 業種 | 組み入れ比率 |
---|---|---|---|
500・インデックス・ファンド(米国株式) | – | – | 32.00% |
ヨーロピアン・ストック・インデックス・ファンド | – | – | 8.30% |
ジャパン・ストック・インデックス・ファンド | – | – | 2.80% |
パシフィック・エックスジャパン・ストック・インデックス・ファンド | – | – | 1.40% |
エマージング・マーケット・ストック・インデックス・ファンド | – | – | 5.40% |
U.S.ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド | – | – | 26.80% |
ユーロ・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド | – | – | 18.90% |
ジャパン・ガバメント・ボンド・インデックス・ファンド | – | – | 3.50% |
何も考えずに長期保有できるファンド
バランス型なので、株式インデックスには負けてるとは思いましたが、チャートを見ると株式インデックスにも引けを取らない結果になっています。
基本の配分比率は株式50%、債券50%ですが、日経平均や世界株指数を上回った成果がでています。
インデックスファンドへ投資するファンドオブファンズですので、個別銘柄選定がない分、効率的に運用できています。
シャープレシオも平均より高く、効率の良い運用だということがわかります。
また、ただインデックスファンドをバランス良く保有する、というだけではなく定期的なリバランスも行われています。
個別のインデックスファンドを保有している方も多いとは思いますが、保有比率の調整やリバランスをしっかり行えている方は少ないのではないでしょうか。
そういった細かな投資行動を運用会社にお任せし、実質インデックスファンドの運用をプロにお任せできるファンドだと言えます。
日々の市場の動きを見る時間のない方や、銘柄選びが難しいと思われている方、またインデックスファンドに投資してるものの保有比率や単一銘柄にしか投資していない方、そういった人にぴったりのファンドでしょう。
是非何も考えずに長期保有したい銘柄の一つです。
買える金融機関一覧
15社 |
---|
SBI証券 |
tsumiki証券 |
きらぼしライフデザイン証券 |
きらぼし銀行 |
ゆうちょ銀行 |
セゾン投信 |
八十二銀行 |
十八親和銀行 |
大和コネクト証券 |
楽天証券 |
横浜銀行 |
滋賀銀行 |
熊本銀行 |
福岡銀行 |
足利銀行 |