ロボット・テクノロジー関連株ファンド(ロボテック)【魅力的なテーマにも関わらずイマイチ】

ファンド情報

ファンド概要

日本を含む世界のロボット関連企業の株式に投資する。「高度な技術力」、「強力な経営陣」、「価格決定力および業績上方修正の可能性」等を考慮して選定した組入候補銘柄の中から、アクサ・インベストメント・マネージャーズの企業調査機能等を活用し、ポートフォリオを構築する。原則として、為替ヘッジは行わない。ファンドオブファンズ方式で運用。

大和アセットマネジメント株式会社

米国・日本を中心にロボット関連企業へ投資

こちらのファンドは、名前の通りロボット関連企業へ投資を行うファンドです。

投資先は、米国企業が約60%、日本が15%、残りは欧州や台湾などの企業です。

具体的には、ロボット関連産業、製造業・運輸・ヘルスケアなどの分野で自動化を行う企業、これらの企業の技術を下支えする半導体企業やソフトウェア企業などの銘柄を組み入れています。

業種別比率としては、半導体関連が最も多く、ヘルスケア関連やソフトウェア関連企業が多くなっています。

個別銘柄では、アマゾン・ドット・コムやキーエンスのような大型株からシリコン・ラボラトリーズやグローバス・メディカルなどの中小型株にも幅広く投資しています。

ここのところ半導体やヘルスケア関連企業の株価は堅調で、ロボットというテーマにも注目が浴び続けられています。

テーマ型ファンドとはいえ、内容は幅広く投資を行う株式ファンドといったところですが、パフォーマンスを振り返ってみましょう。

ファンドの実績

パフォーマンスチャート

出所:Yahoo!ファイナンス

世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。

組み入れ銘柄上位リスト

銘柄業種組み入れ比率
インテュイティブサージカルアメリカヘルスケア機器・サービス4.80%
エヌビディアアメリカ半導体・半導体製造装置4.70%
ケイデンス・デザイン・システムズアメリカソフトウェア・サービス4.20%
シーメンスドイツ資本財3.80%
キーエンス日本テクノロジー・ハードウェア3.80%
デクスコムアメリカヘルスケア機器・サービス3.80%
アマゾン・ドット・コムアメリカ一般消費財・サービス流通・小売り3.40%
アルファベットアメリカメディア・娯楽3.10%
シュナイダーエレクトリックフランス資本財2.60%
ファナック日本資本財2.60%

無難な銘柄選定を行うテーマ型ファンド

肝心のパフォーマンスですが、ここ数年は「可もなく不可もなく」といった印象です。

世界株平均と見比べてみても、好調な期間はあるものの、ここ三年ほどのパフォーマンスは低迷しています。

運用の効率性を示すシャープレシオについても、0.4程度と他のアクティブファンドと比べても低い数字です。

ファンドのテーマや組み入れ上位の銘柄を見れば、もう少しパフォーマンスは良くなるはずですが、そうはなっていません。

要因としては、テーマを絞ってるとはいえ業種が幅広くなってしまっている、銘柄入れ替えのタイミングがあまり良くなかったことなどが挙げられます。

「ロボット」というテーマや、「半導体」「ヘルステック」といった業種は引き続き魅力的であるものの、アクティブファンドとしての価値はあまり高いとは言えません。

シャープレシオの数値の改善が見られれば別ですが、同じジャンルでもシャープレシオがもっと高い他のアクティブファンドはたくさんあるため、そちらから選んだほうが得策でしょう。

買える金融機関一覧

78社
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とちぎんTT証券
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みちのく銀行
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