グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド『健次』【世界ヘルスケア株パック】★

ファンド情報

世界主要先進国市場の中から、製薬、バイオテクノロジー、医療製品、医療・健康サービス関連企業等の株式に分散投資。企業の事業見通し、新商品の見込み、企業戦略、競合性等に重点を置いたボトムアップ・アプローチにより選定した銘柄に長期的なバリュー投資を行う。原則として為替ヘッジは行わない。ファミリーファンド方式で運用。2、8月決算。

三菱UFJアセットマネジメント株式会社
スポンサーリンク

ファンドの評価とパフォーマンス

ヘルスケア関連に投資を行う業種特化ファンド

こちらのファンドは、名前の通りヘルスケア関連株や製薬会社などのバイオ関連企業へ投資を行っています。

先進国のなかから個別銘柄選定からポートフォリオ構築を行うボトムアップによる運用です。

その銘柄選定の結果的にはなりますが、国別では大半が米国となっており、75%程度。残りが日本と欧州の銘柄になっています。

個別銘柄の組み入れ上位では、ユナイテッドヘルス・グループやイーライ・リリー、メルクやアストラゼネカなど世界的なヘルスケア企業が並んでいます。

バイオテクノロジー技術の発展や、医薬品、医療サービスへの価格抑制圧力は企業間のグローバルな優勝劣敗をもたらすと予想されており、個別銘柄の選別がより重要と言われています。

また、短期的に株価が上昇した銘柄を一部売却し、逆に株価が下落した銘柄を買い増すなどといった細かい売買も頻繁に行っているファンドです。

業界全体が好調であるヘルスケア関連ですが、ファンドのパフォーマンスを見てみます。

効率性悪い

パフォーマンスはというと、業種特化型ファンドの割にはインデックスに近い値動きです。

一般的に、業種やテーマに特化したファンドは、世界株平均などインデックスの動きは異なり、値動きが大きくなることが多いです。

かといってパフォーマンスが良いかといえばそうでもなく、あまり良い運用ができているとは言えません。

平均リターンは年率10%程度と世界株インデックスよりも低く、リスクは15%程度でリスクに見合ったリターンが出せていません。

シャープレシオは0.6と低く、運用の効率性は良くないと言えます。

要因としては、ヘルスケアと一言で言っても個別の動きは大きく銘柄によって異なるため、その銘柄選定の結果でしょう。

特に、製薬企業の株価は、治験や新薬開発の動きにより大きく株価がぶれることがあります。

そのため、銘柄選定・発掘を行うのは難しい業種と言えます。

とはいえ、投資先の全銘柄を見ると主要なヘルスケア関連、バイオ関連の銘柄には投資を行っており、細かい組入比率の変更やリバランスも株価に応じて行っているため、業種全体が好調な局面であればしっかりとパフォーマンスを挙げられるファンドです。

投資家の方におかれましては、ポートフォリオの中心に入れるようなファンドではないものの、今後の業界の伸びの期待とともに長期保有するファンドの選択肢となり得ます。

ただ、アクティブファンドのなかでも信託報酬が高く(実質2.42%)、そのあたりもパフォーマンスに影響を与えていることも注意が必要です。

ファンドの殿堂による評価は【★】です。

ファンド概要

グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド(愛称:健次)は、世界の先進国のヘルスケア・バイオ関連企業の株式に分散投資し、中長期的な値上がり益をねらうアクティブ型のテーマファンドです。

ヘルスケアという生活に身近な分野に絞りつつ、プロが企業を選んで運用する「世界ヘルスケア株パック」というイメージで紹介できます。

運用手法

  • 基本スタンスは、株式への投資比率を高く保つ方針で、現金比率はできるだけ抑える設計。
  • 企業の事業見通し、新製品のパイプライン、競争力、戦略など「ファンダメンタルズ」を細かく分析し、銘柄を選ぶボトムアップ型のアクティブ運用。
  • 長期的な割安度を重視するバリュー投資スタイルで、ヘルスケア・バイオ市場の構造変化(新薬承認、M&A、政策変更など)による投資機会に注目している。

組入銘柄とセクターのイメージ

  • 組入上位には、イーライリリーやアストラゼネカ、医療機器大手、医療サービス企業など、世界的なヘルスケア企業が名を連ねている。​
  • 業種で見ると、医薬品、バイオテクノロジー、医療機器・用品、ヘルスケアサービスなどに分散されており、単一テーマに偏りすぎない構成になっている。
  • 地域別では米国の比率が高く、その次に欧州など先進国が続く構成が一般的で、ヘルスケアに強い米国市場への投資が厚くなる傾向がある。

特徴・メリット・注意点

  • 主な特徴・メリット
    • 世界のヘルスケア・バイオ分野に特化しつつ、製薬・機器・サービスなど業種を分散しているため、テーマに乗りながら一定の分散効果を期待できる。
    • 高齢化・医療需要の拡大・先端医薬の開発など、長期的な成長テーマに沿ったセクターに投資できるため、中長期の資産形成向きのテーマファンドと位置付けられる。
    • 専門運用会社(ウエリントン)のリサーチを活用したボトムアップ運用で、個人では分析が難しい医薬・バイオ企業をプロに任せられる。
  • 注意点・リスク
    • 株式100%に近い構成のため、相場急落局面では基準価額が大きく上下する可能性があり、短期の値動きはそれなりに大きい。
    • ヘルスケア・バイオという特定セクターに絞ったテーマ型ファンドのため、世界株インデックスに比べるとセクター分散が限られ、業界特有の規制・薬価改定・開発失敗などの影響を受けやすい。
    • 為替ヘッジなしコースでは、円高になると現地株価が好調でも円ベースでマイナスになる場面がありうる点、信託報酬もインデックスファンドより高めである点には注意が必要。

ファンドの詳細データ

最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。

タイトルとURLをコピーしました