日本を除く世界各国の株式等を主要投資対象とする。運用にあたっては、成長性が高いと判断される企業の株式を中心に投資する。各国の投資比率については、各国の政治・経済動向の変化や市況動向に基づく相対的魅力度、流動性、市場規模等を勘案しつつ、ポートフォリオを構築する。組入外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行わない。 ファミリーファンド方式で運用。2月決算。
レオス・キャピタルワークス株式会社
ファンドの評価とパフォーマンス
レオスキャピタルが運用する海外株式ファンド
こちらは、日本株ファンドでは国内トップクラスの「ひふみプラス」でも知られるレオス・キャピタルワークスが運用する海外株式ファンドです。
顔の見えるファンドマネージャーが運用を行い、詳細な運用報告や銘柄選択理由などを開示している国内では珍しいファンドです。
投資対象は日本以外の世界株であり、現状大半(約7割)がアメリカ株となっており、他に欧州、台湾などの銘柄が組み入れられています。
組み入れ銘柄数は約120と比較的多く、銘柄分散がしっかり行われていることがわかります。
組み入れ上位銘柄を見ると、マイクロソフトやアマゾン、フェラーリといった世界的企業が目立つ一方で、テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアやシーボー・グローバル・マーケッツといったあまり大型株ファンドでは見ない顔ぶれも並んでいます。
売買回転率は2.3と高いため、リバランスだけでなく銘柄入れ替えもしっかりと行われている様子です。
設定来では上々のパフォーマンス
2019年末からの設定来パフォーマンスは良好です。
具体的には、世界株平均の円ベースと同等のリターンとなっていますが、設定された当初の2020年や2021年は大きく平均を上回って推移しています。
しかし、それ以降では世界株平均よりも少し劣って推移しているため、金利上昇の影響を受ける銘柄を多く保有していたことが要因でしょう。
組み入れ銘柄数も多く、国も分散されていることから、世界株平均より大きく差をつけることは難しいのでしょうが、それでも現状しっかりとしたパフォーマンスが上がっているため、今後も期待されます。
もう少し詳細に見てみると、リスクの数値は平均並みとなっており、シャープレシオは1を下回って推移しています。
特に目立つ成果は出せていないものの、毎月の運用報告書などを見る限りリバランスだけでなく銘柄入れ替えもしっかりと行われているため、今後のパフォーマンス向上にも期待できるファンドです。
ファンドの殿堂による評価は【★★】です。
ファンド概要
ひふみワールド+は、日本を除く世界中の成長企業に投資し、「守りながらふやす」ことをめざすアクティブ型の海外株式ファンドです。
ひふみプラスの“海外版”というイメージで、長期の資産形成向けに設計されています。
運用手法のポイント
- 投資対象:日本を除く先進国・新興国の株式が中心で、成長性が高いと判断する企業に集中投資するアクティブ運用。
- 国・地域配分:各国の政治・経済動向、市場の魅力度、流動性などを見ながら、国別の投資比率を機動的に変えるスタイル。
- 為替ヘッジ:原則として為替ヘッジは行わず、現地通貨建ての値動きに円高・円安の影響もそのまま受ける設計。
- 現金比率:相場環境に応じて株式の組入比率(=現金比率)を変動させる方針で、「守りながら攻める」運用を目指すのが特徴。
特徴(メリット・魅力)
- 世界の成長企業に分散投資
日本を除く世界中の企業に投資できるので、日本株だけよりも収益源をグローバルに分散できる点が大きな魅力です。 - 「守りながらふやす」思想
値動きの大きい海外株式ファンドでありながら、価格変動リスクを抑えつつ長期的なリターンを狙う方針を掲げており、長期保有を前提とした設計になっています。 - 顔が見える運用・情報発信
運用レポートやサイトなどを通じて、どんな企業に投資しているか、なぜ投資しているかといった情報を積極的に発信している点も特徴とされています。
ファンドの詳細データ
最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。


