ファンド概要
主としてわが国の株式に投資を行う。株式への投資にあたっては、主として日経平均株価採用銘柄の中から予想配当利回りの上位30銘柄を選定し、流動性を勘案して銘柄ごとの組入比率を決定する。原則として年2回リバランス(組入銘柄の入替えと組入比率の調整)を行う。6、12月決算。
三菱UFJアセットマネジメント株式会社
日経平均から高配当銘柄を選定
日経平均高配当利回り株ファンドは、日経平均株価(いわゆる「日経225」)の採用銘柄の中から、予想配当利回りが高い上位30銘柄を厳選して投資する日本株ファンドです。
主な特徴として以下が挙げられます。
- 高配当重視の設計
配当収益に徹底的にこだわり、予想配当利回りの高い銘柄を選定します。配当金を重視する投資家にとって魅力的な商品です。 - シンプルな運用プロセス
日経平均採用銘柄から配当利回り上位30社を抽出し、原則として均等に投資します。流動性や信用リスク、無配リスク(配当停止リスク)なども考慮され、問題があると判断された銘柄は除外されることがあります。 - 定期的なリバランス
組入銘柄は毎年年末に見直し(リバランス)され、最新の配当利回り情報に基づいて入れ替えが行われます。 - 分配金の支払い
年2回(6月・12月)決算があり、分配金が支払われます。
日経平均高配当利回り株ファンドは、「日経平均採用銘柄の中から高配当株30社を厳選」「年2回の分配金」「定期的なリバランス」「長期運用に適した無期限型」など、配当重視のシンプルかつ分かりやすい日本株ファンドです。
配当収益を重視する方、長期的な資産形成を目指す方に特に人気があります。
ファンドの実績
パフォーマンスチャート


出所:Yahoo!ファイナンス
世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。
組み入れ銘柄上位リスト
順位 | 銘柄 | 国 | 業種 | 組み入れ比率 |
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1位 | 本田技研工業 | 日本 | 輸送用機器 | 7.30% |
2位 | 日本たばこ産業 | 日本 | 食料品 | 6.60% |
3位 | 武田薬品工業 | 日本 | 医薬品 | 6.60% |
4位 | 日本製鉄 | 日本 | 鉄鋼 | 6.30% |
5位 | 川崎汽船 | 日本 | 海運業 | 5.80% |
6位 | MS&ADインシュアランスグループホール | 日本 | 保険業 | 5.80% |
7位 | 日本郵船 | 日本 | 海運業 | 5.80% |
8位 | 商船三井 | 日本 | 海運業 | 5.60% |
9位 | ソフトバンク | 日本 | 情報・通信業 | 5.50% |
10位 | INPEX | 日本 | 鉱業 | 5.40% |
ファンドの特徴とパフォーマンス
ファンドのパフォーマンスとしては、近年は安定して高リターンがあがっています。
過去3年、過去5年で見ても、日経平均やTOPIXを上回っています。
リスク値は、市場平均並みであるにも関わらず、リターンが高いため、運用の効率性を示すシャープレシオは1.5程度とかなり高いです。
そして、ファンドの特徴でもある通り、日経平均採用銘柄の中から原則として配当利回りが高い銘柄を30銘柄程度投資するという、シンプルな運用手法で、かつ一定の機械的な手法のため、コストや売買のタイミングミスなどが起きづらくなっています。
ファンドのポートフォリオの平均配当利回りは4%を超え、市場平均を大きく上回ります。
その影響もあり高パフォーマンスにつながっています。
さらに、ただ機械的に選定するだけでなく、定期的なリバランスをしっかり実施していることや、除外銘柄の選別も行っていることなどにより、効率性も高いです。
なるべく機動的に売買するのではなく、効率的に高配当かつ優良銘柄に長期投資したい投資家にぴったりのアクティブファンドと言えると同時に、しっかりとした実績のある優秀な日本株ファンドと言えます。
買える金融機関一覧
74社 |
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