キャピタル世界株式ファンド【個別銘柄選定力のあるキャピタル・グループが運用】

キャピタル世界株式ファンド ファンド情報

ファンド概要

主に、世界各国の株式等へ分散投資。個別企業の徹底した調査に基づく銘柄選択により超過収益の獲得を目指す、ボトム・アップ・アプローチのアクティブ運用を行う。複数のポートフォリオ・マネジャーが運用に携わることによって、投資対象やアイデアの分散を図り、安定的かつ継続的な運用成果の獲得を目指す。ファンドオブファンズ方式で運用。

キャピタル・インターナショナル株式会社

個別銘柄選定に定評のあるキャピタル社の旗艦ファンド

このファンドは、キャピタル・グループの運用する世界株式ファンドへ投資する投資信託です。

キャピタル・グループはアメリカの運用会社で、世界で最も古く、最大の投資運用組織の1つであり、運用資産は2.6兆ドルを超えています。

独自の運用プロセス、徹底したファンダメンタルズ調査、長期的な視点、パートナーシップの重視に特徴があるとされています。

このファンドも日本で純資産残高が順調に伸びており、人気ファンドの一つです。

では、しっかりと結果が出ているのでしょうか?

パフォーマンスを見てみましょう。

ファンドの実績

パフォーマンスチャート

出所:Yahoo!ファイナンス

世界株=MSCIワールド・インデックス。円ベースは独自に計算。

組み入れ銘柄上位リスト

銘柄業種組み入れ比率
マイクロソフト米国情報技術4.70%
ノボ ノルディスクデンマークヘルスケア2.50%
テスラ米国一般消費財・サービス2.40%
台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング台湾情報技術2.30%
ASMLホールディングオランダ情報技術2.20%
メタ・プラットフォームズ米国コミュニケーション・サービス2.10%
ブロードコム米国情報技術1.90%
アルファベット米国コミュニケーション・サービス1.50%
イーライリリー米国ヘルスケア1.50%
アストラゼネカ英国ヘルスケア1.40%

しっかりと実績を出しているアクティブファンド

パフォーマンスはかなり良いです。

過去3年では、円ベース世界株にやや負けていますが、過去5年ではしっかりと上回るパフォーマンスを上げています。

これは、やはりキャピタル・グループの個別銘柄選定力が効いていると思われます。

組み入れ銘柄を見ても、大型株が中心と思いきや、トップ10でも中型株が上がってきています。

業種別で見ると、IT、ヘルスケア、一般消費財、資本財サービス、金融と続きます。

世界的な運用会社だからこそできる、世界中の個別銘柄調査力がうまく働いている様子です。

日本の金融機関では取り扱いは約20社と、他の残高の多いファンドに比べれば少ないです。

特徴としては銀行は少なく証券会社が多いことから、投資初心者というよりは中級者に好まれているファンドだと言えます。

実績も出しており、運用会社としての評判も良いファンドなので、世界株に投資をするポートフォリオとして保有する選択肢もアリです。

オールカントリーインデックスに投資しているという方も、このファンドであればコスト控除後でもインデックスに勝てているため、投資する価値はあるでしょう。

買える金融機関一覧

23社
PWM日本証券
SBI証券
UBS SuMi TRUST ウェルス・マネジメント
いちよし証券
みずほ証券
みずほ銀行
クレディ・スイス証券
北洋証券
十八親和銀行
南都銀行
宮崎銀行
東海東京証券
松井証券
横浜銀行
沖縄銀行
熊本銀行
百五証券
百五銀行
福岡銀行
証券ジャパン
足利銀行
野村證券
楽天証券
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