主に、世界各国の株式等へ分散投資。個別企業の徹底した調査に基づく銘柄選択により超過収益の獲得を目指す、ボトム・アップ・アプローチのアクティブ運用を行う。複数のポートフォリオ・マネジャーが運用に携わることによって、投資対象やアイデアの分散を図り、安定的かつ継続的な運用成果の獲得を目指す。ファンドオブファンズ方式で運用。8月決算。
キャピタル・インターナショナル株式会社
ファンドの評価とパフォーマンス
個別銘柄選定に定評のあるキャピタル社のファンド
このファンドは、キャピタル・グループの運用する世界株式ファンドへ投資する投資信託です。
キャピタル・グループはアメリカの運用会社で、世界で最も古く、最大の投資運用組織の1つであり、運用資産は2.6兆ドルを超えています。
独自の運用プロセス、徹底したファンダメンタルズ調査、長期的な視点、パートナーシップの重視に特徴があるとされています。
このファンドも日本で純資産残高が順調に伸びており、人気ファンドの一つです。
では、結果は出ているのでしょうか?
しっかりと実績を出しているアクティブファンド
パフォーマンスはかなり良いです。
過去3年では、円ベース世界株にやや負けていますが、過去5年ではしっかりと上回るパフォーマンスを上げています。
リターンは年率約20%程度で推移し、リスクは年率14%前後とかなり効率的な運用が行われています。
リターンは高く、リスクは低いため、シャープレシオは1.5前後で推移しており、とても優秀なパフォーマンスです。
これは、やはりキャピタル・グループの個別銘柄選定力が効いていると思われます。
組み入れ銘柄を見ても、大型株が中心と思いきや、トップ10でも中型株が上がってきています。
業種別で見ると、IT、ヘルスケア、一般消費財、資本財サービス、金融と続きます。
世界的な運用会社だからこそできる、世界中の個別銘柄調査力がうまく働いている様子です。
実績も出しており、運用会社としての評判も良いファンドなので、世界株に投資をするポートフォリオとして保有する選択肢もアリです。
オールカントリーインデックスに投資しているという方も、このファンドであればコスト控除後でもインデックスに勝てているため、投資する価値はあるでしょう。
ファンドの殿堂による評価は【★★★】です。
ファンド概要
キャピタル世界株式ファンドは、世界中の株式に広く分散投資し、長期的な資産の成長をねらうアクティブファンドです。
キャピタル・グループのリサーチ力と「キャピタル・システム」という独自の運用体制が大きな特徴です。
運用手法とキャピタル・システム
- キャピタル・グループのファンダメンタルズ重視の「ボトムアップ調査」で、企業の業績や競争力を丁寧に分析して銘柄を厳選。
- 一つのファンドを複数のポートフォリオ・マネージャーが分担して運用する独自の「キャピタル・システム」を採用し、運用アイデアとリスクを分散。
- 世界各地のアナリストが企業調査とマクロ分析を行い、約470名超の運用担当者体制で銘柄選択を行うグローバルな調査網。
組入対象と分散投資のイメージ
- 主な投資対象は、米国・欧州・日本・新興国など世界で事業を展開する大型の多国籍企業(マルチナショナル企業)。
- 組入銘柄数は200銘柄超と、アクティブファンドとしては多めで、国・業種・企業を幅広く分散して個別銘柄リスクを抑える設計。
- 地域別ではアメリカ株の比率が最も高い一方、欧州やアジアの優良企業にも投資し、「世界経済全体の成長を取りに行く」構造。
特徴・メリット
- 全世界に分散投資することで、特定の国だけに依存せず、世界経済の成長をまるごと取り込みやすい。
- プロ集団によるアクティブ運用なので、「どの国のどの銘柄を選ぶか」を自分で判断しなくても、調査に基づいた銘柄選びを任せられる。
- 長期運用実績が長い(海外籍の同コンセプトファンドは50年以上のトラックレコード)点が、長期投資を意識するうえで安心材料になりやすい。
注意点・コスト面のポイント
- インデックス型の全世界株式ファンド(いわゆる「オルカン」など)と比べると、アクティブ運用のぶん信託報酬は高めになりやすい。
- 為替ヘッジなしコースは、円安になればプラスに働く一方、円高局面では基準価額の逆風になるなど、為替変動の影響をそのまま受ける。
- 株式を主要投資対象とするため、短期的な価格変動リスクは大きく、元本保証はなく、投資元本を割り込む可能性がある。
ファンドの詳細データ
最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。


