米国のリートに投資し、米ドル建資産のポートフォリオの配当利回りがFTSE NAREITエクイティREIT・インデックス(配当金込み/米ドルベース指数)の配当利回り以上となることをめざす。安定的な配当が見込める銘柄を選定し、セクターおよび地域配分を考慮してポートフォリオを構築する。為替ヘッジは行わない。ファミリーファンド方式で運用。9月決算。
大和アセットマネジメント株式会社
ファンドの評価とパフォーマンス
シンプルに米国リートに投資をするファンド
現在米国REITは市場のタイミング的に投資対象としては、なかなか難しい局面にあります。
米国の金利や不動産価格、景気などの影響をリートは大きく受けてしまうからです。
しかし、リートは配当利回りが高いため、長期的な投資対象としては有望だと思われます。
直近でも4%以上の利回りを誇り、短中期的な相場環境の影響を受けるとはいえ、長期で保有することによりその利回りの恩恵を受けることができます。
米国リートのインデックスファンドじゃダメなのか?
過去のパフォーマンス自体はとても良い結果が出ています。
特に、円ベースでの世界株平均と比べても十分にパフォーマンスが発揮できています。
しかし、このファンドは、「FTSE NAREITエクイティREIT・インデックス」という米国リートのインデックスに連動する目的の元に作られています。
目論見書にもはっきりと、「米国のリート(不動産投資信託)に投資し、投資成果をFTSE NAREIT®エクイティ REIT・インデックス(配当金込み、円ベース指数)の動きに連動させることをめざします。」と書いてあります。
ファンドとしては、ある意味米国リートのインデックスファンド的な役割になってしまっているため、その割には高い管理報酬が取られているな、という印象です。
毎月の分配金が必要ないのであれば、同じ「FTSE NAREITエクイティREIT・インデックス」に連動するETFもいくつもあるので、そちらのほうが良いでしょう。
米国市場に上場しているETF(Invesco Active US Real Estate Fund 【PSR】)もありますし、東証にも同じインデックスに連動するETF(iシェアーズ米国リート ETF【1659】)があります。
運用報告書を見てもそこまで積極的な銘柄入れ替えなども行っていないようですし、少し詳しい方であればインデックスファンドのETFを選ぶと思います。
ファンドの殿堂による評価は【★】です。
ファンド概要
ダイワ・US-REIT・オープン(以下、ダイワUS-REIT)は、米国の不動産投資信託(REIT)に特化した投資信託で、安定した分配金と成長を目指すファンドです。
初心者から中級者向けに、不動産投資の入門として人気があります。
運用手法
マザーファンドを通じて、米ドル建てのREIT証券を中心にポートフォリオを構築します。
市場平均(FTSE NAREIT Equity REIT指数)の配当利回りを上回る銘柄を選定し、高利回りを狙ったアクティブ運用が特徴です。
コーヘン&スティアーズのグローバルなリサーチ力を活用し、不動産セクターの分散投資(オフィス、住宅、商業施設など)を行います。
為替ヘッジは原則せず、ドル高メリットを期待します。
主な特徴
- 分配方針: 毎月決算型は毎月分配、年1回型は年1回で複利運用向き。
- 信託報酬: 年率1.606%〜1.672%(税込)とREITファンド並みのコスト。
- スイッチング: ヘッジあり/なし間で手数料無料で切り替え可能(NISA除く)。
リスクと注意点
REIT特有の金利上昇リスクや不動産市況変動、為替リスクがあります。
リスク(標準偏差)は年率15-18%程度で、株式並みの変動性です。
初心者は少額から始め、分散投資を心がけましょう。
ファンドの詳細データ
最新データとパフォーマンスは【Yahoo!ファイナンス】で詳しく見れます。


